追悼の森 =中島らも さん死去=

I was thunderstruck at the news of his death

Top Page    有名人訃報一覧【な~に~ぬ~ね~の】 著名人訃報一覧【な~に~ぬ~ね~の】  著名人訃報一覧 2004年 著名人訃報一覧 Ver.26
nagomi画像
Smart Phone
スマートフォンサイト訃報

作家、ミュージシャン  中島らも さん死去

2004年(平成16年)7月26日 死去 享年52歳

中島らも写真  

作家、ミュージシャン  中島らも さん死去

「ガダラの豚」などの小説で知られる作家でミュージシャンの 中島 らも(なかじま らも)さんが2004年(平成16年)7月26日午前8時16分、脳挫傷のため神戸市内の病院で死去した。52歳だった。

同月16日未明、神戸市内で酒を飲んだあと、階段で足をすべらせて転落。頭を強く打って救急搬送され手術を受けたが、意識は戻らなかったという。 葬儀は親族のみで行う。後日、有志による追悼ライブを開く予定。

人物 / 略歴

中島 らも(なかじま らも、1952年4月3日 ~ 2004年7月26日)

兵庫県尼崎市出身。本名は中島 裕之(なかじま ゆうし)。小説家、戯曲家、随筆家、俳優、コピーライター、広告プランナー、ミュージシャン。

笑殺軍団リリパットアーミー主宰、自主的団体「全国まずいもの連盟」会長。

「らも」というペンネームの由来は、無声映画時代の剣戟俳優羅門光三郎から。当初は「羅門」「Ramon」「らもん」等のペンネームで雑誌に詩の投稿をしており、仲間内でも「らもん」を名乗っていたが「読者に名前を覚えてもらいやすいように」と現ペンネームに改名した。

◆ 略 歴

兵庫県尼崎市の国鉄(現JR西日本)立花駅近くで開業歯科医をしていた父親の次男として生を受ける。

尼崎市立七松小学校に入学。10歳の時、母親の勧めで神戸市立本山第一小学校に転入。友人からの遊びの誘いを断って偉人伝を読む子供だった。

進学校として知られる灘中、灘高を経て大阪芸術大を卒業後、コピーライターとして活躍。
カネテツデリカフーズのイメージキャラクター「てっちゃん」を主役にした広告「啓蒙(けいもう)かまぼこ新聞」を手がける。

1992年、アルコール依存症の体験を描いた小説「今夜、すべてのバーで」で吉川英治文学新人賞。

1994年に「ガダラの豚」で日本推理作家協会賞長編賞を受賞した。

1986年に劇団「リリパット・アーミー」を旗揚げした。

1996年にはロックバンドを立ち上げるなど、作家以外にも幅広く活動していた。

1984年から10年間、朝日新聞紙上に連載された「明るい悩み相談室」で、ギャグとウイットに富んだ軽妙な回答が人気だった。

2003年2月に大麻取締法違反などの疑いで逮捕、起訴され、同年5月に大阪地裁で懲役10カ月執行猶予3年の有罪判決を受けた。

逮捕から判決までの体験を「牢屋(ろうや)でやせるダイエット」と題し、出版した。

最新の著書は2004年6月に出版された自伝エッセー集「異人伝 中島らものやり口」。

自作小説「お父さんのバックドロップ」を原作とする10月公開予定の同名映画に、散髪屋の役で出演している。

◆ 晩年

処方されていた薬の副作用から視力が殆ど無くなり、持病の躁鬱を繰り返す中ナルコレプシーを発症。減薬と入院治療である程度回復するも飲酒は続けていた。

2003年2月に「オランダで尻から煙が出るほど大麻を吸ってきた」と大阪のラジオ番組で公言。その数日後に大麻取締法違反などで逮捕された。

大阪地方裁判所で懲役10ヶ月、執行猶予3年の判決を受ける。

同年の夏、自らの獄中体験をつづったエッセイ『牢屋でやせるダイエット』を出版、手錠姿でサイン会を開くなど精力的に活動を再開した。

2004年7月15日、三上寛、あふりらんぽのライブに飛び入り参加、終演後に三上寛と酒を酌み交わし別れた後、翌16日未明に神戸の飲食店の階段から転落して全身と頭部を強打。脳挫傷による外傷性脳内血腫のため神戸市内の病院に入院、15時間に及ぶ手術を行うも脳への重篤なダメージにより深刻な状態が続き、自発呼吸さえできない状態に陥る。

入院時から意識が戻ることはなく、事前の本人の希望に基づき、人工呼吸器を停止。同月26日午前8時16分に死去。享年52歳。

特記事項

一男一女の父で、長女は作家の中島さなえ。

小説『酒気帯び車椅子』『ロカ』と対談集『なれずもの』が遺作として死後刊行された。

◆ 中島らも / 著書(1990年以降)

◇ 舌先の格闘技(新版) アニマ2001(1990.03)
◇ ビジネスナンセンス事典 メディアファクトリー(1990.04)
◇ 超老伝~カポエラをする人~ 角川書店(1990.08)
◇ 中島らものさらに明るい悩み相談室 朝日新聞社(1990.09)
◇ しりとりえっせい 講談社(1990.12)
◇ とほほのほ 双葉社(1991.02)
◇ 今夜、すべてのバ-で 講談社(1991.03)
◇ こらっ 広済堂出版(1991.04)
◇ 西方冗土~カンサイ帝国の栄光と衰退~ 飛鳥新社(1991.07)
◇ 微笑家族 ビレッジプレス(1991.08)
◇ ビジネスナンセンス事典 メディアファクトリー(1991.10)
◇ 中島らものますます明るい悩み相談室 朝日新聞社(1991.10)
◇ 人体模型の夜 集英社(1991.11)
◇ らも咄1 角川書店(1991.12)
◇ 愛をひっかけるための釘 淡交社(1992.05)
◇ なにわのアホぢから 講談社(1992.06)
◇ じんかくのふいっち マガジンハウス(1992.09)
◇ 中島らものばしっと明るい悩み相談室 朝日新聞社(1992.10)
◇ 僕にはわからない 白夜書房 (1992.12)
◇ ガダラの豚 実業之日本社(1993.03)
◇ らも咄2 角川書店(1993.05)
◇ ビジネス・ナンセンス事典 講談社 (1993.06)
◇ 中島らものつくづく明るい悩み相談室 朝日新聞社(1994.01)
◇ 白いメリーさん 講談社(1994.08)
◇ 永遠(とわ)も半ばを過ぎて 文藝春秋(1994.09)
◇ 中島らものたまらん人々 サンマーク出版(1994.10)
◇ 流星シャンハイ 双葉社(1994.12)
◇ 空からぎろちん 双葉社(1995.02)
◇ 中島らものやっぱり明るい悩み相談室 朝日新聞社(1995.06)
◇ アマニタ・パンセリナ 集英社(1995.12)
◇ リリパット・ア-ミ- 角川書店(1995.12)
◇ じんかくのふいっち2 マガジンハウス(1996.01)
◇ 訊く 講談社(1996.04)
◇ 逢う 講談社(1996.09)
◇ 水に似た感情 集英社(1996.09)
◇ 固いおとうふ 双葉社(1997.07)
◇ その辺の問題 (いしいしんじ氏共著) メディアファクトリー(1998.02)
◇ エキゾティカ 双葉社(1998.05)
◇ 寝ずの番 講談社 (1998.10)
◇ さかだち日記 講談社 (1999.04)
◇ あの娘は石ころ 双葉社 (1999.06)
◇ 夢見るごもくごはん (中島らも事務所編) 双葉社(1999.06)
◇ 砂をつかんで立ち上がれ 集英社(1999.11)
◇ バンド・オブ・ザ・ナイト 講談社 (2000.05)
◇ クマと闘ったヒト メディアファクトリー(2000.08)
◇ 全ての聖夜の鎖 文藝春秋(2000.12)
◇ とらちゃん的日常 文芸春秋(2001.10)
◇ らもチチわたしの半生青春篇 (チチ松村氏共著) 講談社(2001.12)
◇ らもチチわたしの半生中年篇 (チチ松村氏共著) 講談社(2002.02)
◇ 空のオルゴール 新潮社(2002.04)
◇ 世界で一番美しい病気 角川春樹事務所(2002.06)
◇ 心が雨漏りする日には 青春出版社(2002.10)
◇ イッツ・オンリー・ア・トークショー メディアファクトリー(2003.03)
◇ 牢屋でやせるダイエット 青春出版社(2003.07)
◇ 休みの国 講談社(2003.09)
◇ ロバに耳打ち 双葉社 (2003.10)
◇ せんべろ探偵が行く 文芸春秋 (2003.10)
◇ こどもの一生 集英社(2003.12)
◇ ひそひそくすくす大爆笑 (It's Only a Talkshow 2) メディアファクトリー (2004.02)
◇ 中島らものやり口 『異人伝』 KKベストセラーズ (2004.06)

◆ A Related Words :
中島らも 松本人志/中島らも 双極性障害/中島らも 嫁/中島らも わかぎえふ/中島らも 息子/中島らも 徹子の部屋/中島らも 今夜すべてのバーで/中島らも 酒/中島らも ガダラの豚/中島らも 死因/中島らも プロフィール/中島らも 略歴

Page Top

スマートフォン / PC サイト