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作家  白石一郎 さん死去

2004年(平成16年)9月20日 死去 享年72歳

白石一郎写真  白石一郎訃報

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作家  白石一郎 さん死去

海を舞台にした歴史小説 「海狼伝」など海洋歴史小説で活躍した直木賞作家の 白石 一郎(しらいし いちろう)さんが2004年(平成16年)9月20日午後5時55分、肺炎のため福岡県久留米市内の病院で死去した。72歳だった。

代表作は直木賞を受賞した「海狼伝」など「海」を舞台にした作品も多く 海洋時代小説の第一人者として知られる。2002年(平成14年)に食道がんの宣告を受けていた。葬儀は近親者で行う。喪主は妻の文子(あやこ)さん。

人物 / 略歴

白石 一郎(しらいし いちろう、1931年(昭和6年)11月9日 ~ 2004年(平成16年)9月20日)

釜山に生まれる(本籍は壱岐市)。作家。

◆ 略 歴

長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。

大学在学中より、懸賞小説に応募を始めた。

卒業後は帰郷。父の経理事務所で働くかたわら、創作活動に励んだ。

1955年、「臆病武者」が地方新聞の懸賞に一席入選。作家デビューを果たす。以後、一貫して歴史・時代小説を執筆。

代表作は直木賞を受賞した『海狼伝』で、ほかにも「海」を舞台にした(または「海」を冠した)作品がいくつかあり、海洋時代小説の第一人者として知られる。

『海狼伝』(1987)での直木賞受賞は、実に候補にあがること八回目、最初の候補作「孤島の騎士」から十七年を経てのことであった。

双子の息子、白石一文、白石文郎とも作家として活動している。一文とは親子二代での直木賞作家となっている。

2002年に食道がんの宣告を受け、2004年9月20日肺炎により死去。享年72歳。

特記事項

◆ 白石一郎 / 受賞歴

◇ 1957年 - 「雑兵」にて第10回講談倶楽部賞
◇ 1970年 - 第1回福岡市文学賞
◇ 1987年 - 『海狼伝』にて第97回直木賞
◇ 1992年 - 『戦鬼たちの海?織田水軍の将・九鬼嘉隆』にて第5回柴田錬三郎賞
◇ 1995年 - 第54回西日本文化賞社会文化部門
◇ 1998年 - 第2回海洋文学大賞特別賞
◇ 1999年 - 『怒濤のごとく』にて第33回吉川英治文学賞

◆ 白石一郎 / 著作 (長編)

◇ 鷹ノ羽の城 講談社、1963 のち文庫
◇ 長崎隠密坂 講談社、1969 「びいどろの城」文庫
◇ 銭の城 光風社書店、1972 のち講談社文庫
◇ 火炎城 講談社、1974 のち文庫
◇ さいころ武士道 光風社書店、1976 のち「銭の城」講談社文庫に入る
◇ 天翔ける女 文藝春秋、1979 のち文庫
◇ サムライの海 文藝春秋、1980 のち文庫
◇ 黒い炎の戦士 大河伝奇スペクタクル 1-5 徳間ノベルス 1982-86 のち文庫
◇ 唯一のSF作品。のちに、息子の白石一文が自分が原案を担当した「共著」であったことを明かした。
◇ 海狼伝 文藝春秋、1987 のち文庫
◇ 鳴門血風記 徳間書店、1988 のち文庫
◇ 海王伝 文藝春秋、1990 のち文庫
◇ 戦鬼たちの海 織田水軍の将・九鬼嘉隆 毎日新聞社、1992 のち文春文庫
◇ 海将 若き日の小西行長 新潮社 1993 のち文庫、講談社文庫
◇ 風雲児 読売新聞社、1994 のち文春文庫
◇ 南海放浪記 集英社、1996 のち文庫
◇ 異人館 朝日新聞社、1997 のち文庫、講談社文庫
◇ 怒濤のごとく 毎日新聞社、1998 のち文春文庫
◇ 航海者 三浦按針の生涯 幻冬舎、1999 のち文庫、文春文庫
◇ 海の夜明け 日本海軍前史 徳間書店、1999 のち文庫

◆ 白石一郎 / 著作(短編集)

◇ 足音が聞えてきた 立風書房、1977 のち新潮文庫、「風来坊」徳間文庫
◇ オランダの星 文藝春秋、1977 のち文庫
◇ 秘剣 青樹社、1982
◇ 天上の露 青樹社、1983 のち新潮文庫、光文社文庫
◇ 島原大変 文藝春秋、1985 のち文庫
◇ 幽霊船 東京文芸社、1985 のち新潮文庫
◇ 蒙古の槍 孤島物語 文藝春秋、1987 のち文庫
◇ 弓は袋へ 新人物往来社、1988 のち新潮文庫
◇ 夫婦刺客 傑作時代小説 光文社文庫 1989
◇ 海峡の使者 文藝春秋、1989 のち文庫
◇ 戦国を斬る 講談社、1990 のち文庫
◇ 異国の旗 中央公論社、1991 「切腹」文春文庫
◇ 江戸の海 文藝春秋、1992 のち文庫
◇ 孤島物語 新潮社、1995 のち文庫、光文社文庫
◇ 玄界灘 文藝春秋、1997 のち文庫

◆ 白石一郎 / シリーズ(連作)

◇ 庖丁ざむらい 十時半睡事件帖 青樹社 1982 のち講談社文庫
◇ ぎやまん波止場 若杉清吉捕物控 青樹社、1985 「長崎ぎやまん波止場」文春文庫
◇ 観音妖女 十時半睡事件帖 青樹社 1985 のち講談社文庫
◇ 刀 十時半睡事件帖 青樹社 1988 のち講談社文庫
◇ 犬を飼う武士 十時半睡事件帖 講談社 1991 のち文庫
◇ 出世長屋 十時半睡事件帖 講談社 1993 のち文庫
◇ 投げ銛千吉廻船帖 文藝春秋、1994 のち文庫
◇ おんな舟 十時半睡事件帖 講談社 1997 のち文庫
◇ 横浜異人街事件帖 文藝春秋、2000 のち文庫
◇ 東海道をゆく 十時半睡事件帖 講談社 2002 のち文庫
◇ 生きのびる 横浜異人街事件帖 文藝春秋 2004 のち文庫

◆ 白石一郎 / 著作(エッセイ)

◇ 博多歴史散歩 二千年のあゆみ 創元社 1973
◇ 戦国武将伝 リーダー達の戦略と決断 文藝春秋、1988 のち文庫
◇ 水軍の城 白水社、1990 のち文春文庫
◇ 天命を知る 乱世に輝いた男たち PHP研究所 1992 のち文庫
◇ 江戸人物伝 文藝春秋、1993 のち文庫
◇ 海よ島よ 歴史紀行 講談社、1994 のち文庫
◇ 乱世を切る 歴史エッセイ 講談社文庫、1999
◇ 蒙古襲来 歴史よもやま話 日本放送出版協会、2001 のち講談社文庫
◇ 海のサムライたち 日本放送出版協会、2003 のち文春文庫

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