漫才師 星ルイス さん死去
2005年(平成17年)3月10日 死去 享年56歳
漫才師 星ルイス さん死去
「田園調布に家が建つ!」などのギャグで人気を集めた漫才コンビ「セント・ルイス」で活躍した漫才師の 星 ルイス(ほし るいす)さんが2005年(平成17年)3月10日午後2時5分、肺がんのため埼玉県越谷市内の病院で死去した。56歳だった。
昨年末頃より食欲不振を訴え、今月7日に救急搬送され入院していた。昨年、2004年(平成16年)7月にセントさんが死去した時には「あの世で一緒に漫才がしたい」と話していたという。

人物 / 略歴
星 ルイス(ほし ルイス、1948年11月17日 ~ 2005年3月10日)
東京都出身。本名は藤江 充夫(ふじえ みつお)。漫才師。
◆ 略 歴
1980年代、星セントとのユニットで漫才ブームをリードする存在の一組である星セント・ルイス(1972年結成)として活躍し、「田園調布に家が建つ!!」等のギャグを取り入れて人気を集めた。
しかし、体調不良から2003年を最後としてコンビを解消。その後も俳優、司会などソロ活動を行っていた。
2004年にはNHKの大河ドラマ「新選組!」にも出演していた。
2005年3月に体調不良を訴えて入院したが、3日後に肺癌により56歳で帰らぬ人となった。
相方のセントも前年(2004年)肺癌のため56歳で永眠しており、後を追うような死去だった。
特記事項
◆ 漫才コンビ「星セント・ルイス」
星セント・ルイス(ほし・セント・ルイス)は、星セントと星ルイスからなる、漫才コンビ。2003年解散。
◆ メンバー
★ 星セント(1948年1月16日 ~ 2004年7月22日)
主にボケ担当。
★ 星ルイス(1948年11月17日 ~ 2005年3月10日)
主にツッコミ担当。
◆ 漫才コンビ「星セント・ルイス」
セントは長野で高校に通っていたころから芸人を志望しており、有名コメディアンにファンレターを熱心に送るような青年だった。
その中の漫才コンビ・獅子てんや・瀬戸わんやから卒業後に来るよう返事を貰い、1969年に弟子入り。
ルイスは1971年、てんや・わんやに客分扱いで招かれる。その時、セントを引き合わされてコンビを結成。師匠から「セント・ルイス」と命名された。
コンビ結成3年目あたりから不仲になり、会話はネタ打ち合わせの時と舞台に立っている時だけ。プライベートな付き合いは一切無かったようで、コンビ解消前はそのことを伏せてお互いプロフェッショナルに徹して舞台に立っていた。互いの住所すら明かさなかったという。
1977年、ツービートらを抑えてNHK漫才コンクールで優勝。長身のセントが早口でギャグをまくし立て、小さなルイスがつっこむというスタイルで、社会風刺をネタにした独特の漫才で一躍人気となる。
1980年には「田園調布に家が建つ」というネタで一世を風靡。「花王名人劇場・激突!漫才新幹線」では、やすし・きよしに対抗する東の代表として競演し、漫才ブームの先駆けとなった。
2003年にコンビを解消。2004年にはセントが他界。享年56歳。死因は肺癌であった。
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