追悼の森 =多々良純さん死去=

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俳優  多々良 純 さん死去

2006年(平成18年)9月30日 死去 享年89歳

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俳優  多々良 純 さん死去

「人間の条件」などの映画や、劇団民芸の舞台で貴重な脇役として活躍した俳優の 多々良 純(たたら じゅん)さんが2006年(平成18年)9月30日午後0時40分、肺機能不全のため東京都内の病院で死去した。89歳だった。

さまざまな作品に脇役として出演し、1956年(昭和31年)に「鶴八鶴次郎」で第7回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞した。葬儀、告別式は親族のみで行う。喪主は妻の田足井加代子(たたらい かよこ)さん。

人物 / 略歴

多々良 純(たたら じゅん、1917年8月4日 ~ 2006年9月30日)

宮城県牡鹿郡石巻町出身。本名は田足井 重二(たたらい しげじ)。俳優。

◆ 略 歴

幼少時代は家業の都合で各地を転々と移る。

1935年、東京府立第九中学校(現在の東京都立北園高等学校)を卒業した後、帝国ホテル食堂部に就職する。

その後、新築地劇団研究生募集の広告を見て、子供の時からの夢だった役者の道を志す。

1936年10月に入所、同年、『女人哀詞』で初舞台を踏み、映画の方も、1940年に『彦六なぐらる』でデビューするも、その束の間、戦争に召集される。

1943年に除隊、役者生活に戻り、丸山定夫を隊長とする移動演劇隊桜隊に参加、慰問公演で全国を回る。

1945年6月に再召集、演劇隊を離れることになる。

しかし、その2ヵ月後の8月6日、桜隊は巡業先の広島市にて原子爆弾にあい、丸山を初め、園井恵子、薄田研二の長男である高山象三ら演劇隊員9名が犠牲となった。

運良く助かった多々良はその1ヵ月後に復員。丸山たちの訃報を聞き、愕然するも、気を取り直し、1947年、宇野重吉らが結成した劇団民藝に参加。

その後、民藝を脱退、フリーとして映画の方に専念する。さまざまな作品に脇役として出演し、善人役から悪役まで難なくこなし、名バイプレイヤーとして活躍した。

特に『鶴八鶴次郎』では1956年に第7回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞している。

晩年も舞台や映画の他に、テレビドラマにも盛んに出演し、その存在感をアピールした。

園芸、料理、釣り、催眠体操と実に多趣味で、特に催眠体操については1970年に『ストレスに勝つ・多々良純の催眠体操』、1972年には『相手を説得する催眠法』という著作があるほどの熱の入れようだった。

2006年9月30日午後0時40分 肺機能不全のため東京都内の病院にて死去。89歳没。

特記事項

日朝文化交流協会の副理事長を務めていたことがあり、『資料・朝鮮民主主義人民共和国』の冒頭には金丸信、上田哲、宇都宮徳馬、斉藤一雄、佐々木秀典らと共に、推薦の言葉を寄せていた。

◆ 多々良 純 / 出演映画

◇ 本日休診(1952年、松竹)
◇ カルメン純情す(1952年、松竹)
◇ 日本の悲劇(1953年、松竹)
◇ 坊っちゃん(1953年、東宝)
◇ 伊豆の踊子(1954年、松竹)
◇ 七人の侍(1954年、東宝)
◇ 警察日記(1955年、日活)
◇ たそがれ酒場(1955年、新東宝)
◇ 野郎ども表へ出ろ(1956年、東映)
◇ 雪国(1957年、東宝)
◇ 張込み(1958年、松竹)
◇ 丹下左膳(1958年、東映)
◇ 無法松の一生(1958年、東宝)
◇ 眼の壁(1958年、松竹)
◇ 共犯者(1958年、大映)
◇ キクとイサム(1959年、松竹)
◇ 切られ与三郎(1960年、大映)
◇ 大江戸の侠児(1960年、東映)
◇ 名もなく貧しく美しく(1961年、東宝)
◇ 地平線がぎらぎらっ(1961年、新東宝)
◇ 松川事件(1961年、松川事件劇映画製作委員会)
◇ 花と野盗の群れ(1962年、東宝)
◇ 拝啓天皇陛下様(1963年、松竹)
◇ 三匹の侍(1964年、松竹)
◇ 100発100中(1965年、東宝)
◇ 悪名桜(1966年、大映)
◇ やくざ坊主(1967年、大映)
◇ 喜劇“夫”売ります!!(1968年、東映)
◇ めくらのお市物語 真っ赤な流れ鳥(1969年、松竹)
◇ 日本一のヤクザ男(1970年、東宝)
◇ 昭和ひとけた社長対ふたけた社員(1971年、東宝)
◇ 喜劇 セックス攻防戦(1972年、東映)
◇ 新仁義なき戦い 組長最後の日(1974年、東映)
◇ 狭山裁判(1976年、東映)
◇ 悪霊島(1981年、東映)
◇ ハワイアン・ドリーム(1987年、東宝)
◇ 木村家の人びと(1988年、日本ヘラルド映画)
◇ 砂の上のロビンソン(1989年、ATG)
◇ 不意の旅人(1992年、東映・総務庁/人権問題啓蒙映画) - 黒田ゲンタ
◇ 押繪と旅する男(1994年、バンダイビジュアル)
◇ アイ・ラヴ・ユー(1999年、こぶしプロダクション)
◇ 福耳(2003年、アルゴ・ピクチャーズ)

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