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俳優 山城 新伍 さん死去

2009年(平成21年)8月12日 死去 享年70歳

山城新伍写真 

俳優  山城新伍 さん死去

テレビのバラエティー番組の司会や映画「仁義なき戦い」シリーズなどで活躍した俳優の 山城 新伍 (やましろ しんご)さんが2009年(平成21年)8月12日午後3時16分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため東京都町田市内の特別養護老人ホームで死去した。70歳だった。

糖尿病で車イスの生活を余儀なくされ、2008年(平成20年)頃からは東京都町田市内の特別養護老人ホームに入所していた。葬儀は近親者のみで密葬を行う。今後のお別れ会などは予定していない。

人物 / 略歴

山城 新伍(やましろ しんご、1938年11月10日 ~ 2009年8月12日)

京都府京都市出身。 本名は渡辺安治(わたなべ やすじ)。 俳優、司会者、映画評論家、映画監督、タレント。

◆ 略 歴

京都で開業医の子として誕生する。京都府立山城高等学校卒業。高校では、ラグビー部に入っていた。

大学受験時、大阪医科大学、関西医科大学を受験したが、いずれも不合格だった。

医師の道を諦め、時代劇スターに憧れエキストラをやった後、東映ニューフェイス第4期に応募して、1957年に東映へ入社。

1958年に映画『台風』でデビューし、翌年にはテレビ時代劇『風小僧』で初主役となり、さらには1960年にテレビ時代劇『白馬童子』で主演を務め、子供たちの人気者となる。

1963年を境に東映は時代劇から現代劇へと重点を置き始めると数多くの任侠映画やギャング映画などに出演する事となる。

1968年より始まった不良番長シリーズでは軟派な役柄を怪演すると共にエロティックな作品にも精力的に顔を出し続け、1970年代前半にかけまさにミーハー街道まっしぐらな状況であった。

その後、1970年代から活躍の舞台をテレビに移し、その辛らつでいながら温かみのある語り口からバラエティ番組でもいかんなくその個性を発揮し、機転の良さとコメディー・センスと関西弁の話術で、司会やパネラーとして活躍。

作家の小林信彦からその司会ぶりを「日本人離れした話術」と賞賛された、2時間ドラマでは主演作を多く持った。

1970年代初期、3年ほど干されていた時期がある。吉田豪によるインタビューによると「海外で銃を買って帰ったため」だという。

監督としては、にっかつロマンポルノのヒット作『女猫』(めねこ)、『双子座の女』のほか、『せんせい』、『やくざ道入門』、『本日またまた休診なり』、『ファミリー』といった作品がある。

1980年代前半、フジテレビ・日枝久編成局長(現・会長)に抜擢され、女子大生ブームにおける女子大生番組の司会者としてブームを牽引した。

同ブームの中で競演した青山学院大学の川島なお美は山城の愛人であると噂された。

同じ時期に日活ロマンポルノの監督に進出し、自身がファンだった清純派女優・早乙女愛を口説き落として自らが監督を務める『女猫』に出演させ、同作品は日活ロマンポルノの歴代売上第3位になるという大ヒットを記録した。

早乙女愛も山城の愛人の一人だと噂され、愛人の川島なお美と共に、この頃が山城新伍の人生において「公私にわたる最盛期」であった。

その他にも山口美江から「山城に強要された」と暴露されるなど、こうしたプレイボーイぶり、女癖の悪さが、このあと妻、花園ひろみとの離婚、再婚、再離婚へとつながってゆく。

1992年1月に暴力団の組長の娘の結婚式で仲人を務めて、問題だとして集まった芸能レポーターに「父親がヤクザの娘は幸せになってはいけないのか」と反論した。

2005年12月25日、『いつみても波瀾万丈』(日本テレビ系)に出演。糖尿病を患っていたことを告白。糖尿病を患ってからは痩せ、テレビ番組の露出を控えていた。

2007年5月6日、朝日新聞日曜版で写真入りで近況が伝えられる。糖尿病はコントロールできているとのことで、容色もふっくらとし、現場復帰への意欲を述べていた。医師をしていた父も重度の糖尿病で亡くなったとのことで、糖尿病は「遺伝」だとコメントしていた。

2008年8月28日発売の『週刊文春』9月4日号で『「このまま消えてしまいたい」山城新伍直撃「老人ホーム」最後の日々を語る」』と題された記事において、同年6月に老人ホームに入居し老後を送っていると報じられた。

糖尿病の悪化により車椅子での生活を余儀なくされ、老人性鬱病、認知症なども患っており、復帰は困難という状況であった。

2009年8月12日、東京都町田市の特別養護老人ホームで嚥下障害による肺炎で逝去。70歳没。

◆ 山城新伍 / 家 族

父は開業医で、母は看護婦。2000年に監督した映画『本日またまた休診なり』は亡父へ捧げた作品である。

弟も医師で、山城が老人ホームに入所してからは何回か面会に訪れ、山城の臨終を看取った。

元女優の花園ひろみは元夫人で、元女優の南夕花は長女。

花園とは結婚と離婚を2回ずつしており、2度目の離婚後もバラエティ番組で『再婚の可能性は』と聞かれ「50%だね」と冗談めかして答えたことがある。

「僕の家族は山城教だ」と語るなど家族の結束に強い自信を持っていたが、南は離婚後の2000年『婦人公論』2000年6月号のインタビューで山城新伍に絶縁を宣言、籍を抜いた。

生前の山城の女性関係は乱れに乱れたものであったらしく、結婚記念日や娘の誕生日に、家族でよく利用する料理店で浮気相手と会食することはざらであり、長者番付に顔を出すだけの稼ぎがあった時期に、愛人へ貢ぐために娘の学資保険の積立金に手を出し全額引き出す、娘の友人の同級生と知りながら半ば強引に肉体関係を結ぶ、などの行為があったことを娘によって暴露されている。

花園、南親子の山城に対する怒りは並大抵のものではなく、老人ホーム入居の際に連絡はあったが「一切関わりたくない」と一蹴したと報道されている。

その応対を恨んだ山城は自身の葬儀にふたりを呼ばないように言っていたという。

ただし、生前週刊誌の取材で「娘には会いたい」と話すなど、愛憎反する想いを抱き続けていた。

特記事項

元女優の花園ひろみは元夫人で、元女優の南夕花は長女である。没後、山城の実弟や東映の同期俳優の曽根晴美らが参列を呼びかけたが、ふたりの葬儀への参列は無く、その後のお別れ会や四十九日にも参列していない。連絡も一切ないという。

◆ 山城新伍 / 出演テレビドラマ(1990年以降)

◇ 火曜サスペンス劇場「悪夢の五日間」(1990年8月14日放送、NTV・トムソーヤ企画) - 主演
◇ 武田信玄(1991年、TBS) - 冷泉為和
◇ 必殺スペシャル・新春 せんりつ誘拐される、主水どうする? 江戸政界の黒幕と対決!純金のカラクリ座敷 (1992年正月、必殺シリーズ) 丑寅の辰
◇ 半七捕物帳(1992年10月~1993年2月、NTV・ユニオン映画)
◇ 風林火山(1992年、TBS) - 鬼小島弥太郎
◇ 監察医・薮野善次郎1~10(1996年~2003年、TBS) 主演・薮野善次郎
◇ 古畑任三郎 (CX系、1996年2月28日放送 第21話「魔術師の選択」犯人・南大門昌男)
◇ ゆずれない夜(1996年、KTV) - 大瀬健策
◇ 南町奉行事件帖 怒れ!求馬II(1999年、TBS・C.A.L)第2話「泣きぼくろの女」 喜之助
◇ 水戸黄門第28部(2000年、TBS・C.A.L)第29話「妻を裏切る夫の本心 広島」 秋月真之助
◇ 月曜ドラマスペシャル
◇ 刑事ガンさんシリーズ(TBS)主演・草野岩平
◇ 「鑑察医・藪野善次郎~死体は知っている~シリーズ」(TBS)主演・藪野善次郎
◇ 金曜エンタテイメント「京都祇園入り婿刑事事件簿7」(2000年、CX) - 伊坂誠一郎
◇ 女と愛とミステリー「監察医・篠宮葉月 死体は語る1」(2001年、TX) - 妹尾(友情出演)
◇ 土曜ワイド劇場「癒しの事件簿・藤井若菜の犯罪被害者相談室」(2007年3月31日、EX) - 伊集院遊心
◇ ゲームの達人(2000年、NHK)

◆ 山城新伍 / 出演映画(1980年以降)

◇ ミスターどん兵衛(1980年、東映)制作・監督・主演
◇ 浮浪雲(1982年)声の出演
◇ コータローまかりとおる!(1986年)
◇ キネマの天地(1986年、松竹)
◇ ハチ公物語(1987年、松竹)
◇ 塀の中の懲りない面々(1987年、松竹)
◇ スウィートホーム(1989年、東宝)
◇ 岸和田少年愚連隊(1996年)
◇ サラリーマン金太郎(1999年、東宝)
◇ 本日またまた休診なり(2000年、松竹)
◇ 晴れたらポップなボクの生活(2005年)
◇ 暗黒街の帝王 カポネと呼ばれた男(2008年、東映)
◇ 新・日本の首領 ※

◆ 山城新伍 / バラエティ 司会

◇ 独占!男の時間(東京12チャンネル、現・テレビ東京)
◇ 笑アップ歌謡大作戦→ザ・笑アップ→新伍の笑エティ教室(テレビ朝日)
◇ 何かとワイド面白地球(テレビ朝日、司会)
◇ アイ・アイゲーム(フジテレビ、司会)
◇ クイズ!ベストカップル(フジテレビ、司会)
◇ クイズ天国と地獄(TBS、司会)
◇ クイズ!!ひらめきパスワード(MBS、2代目司会)
◇ 金曜娯楽館(日本テレビ、司会)
◇ 夜はドキドキ!!(KTV、司会)
◇ 新伍のお待ちどおさま(TBS、司会)
◇ 新伍とんでけ捕物帳(MBS、主演)
◇ それいけ!新伍迷探偵(MBS、主演)
◇ クイズ・マネーイズマネー(読売テレビ、司会)
◇ 新伍のわがまま大好き(ABC、司会)
◇ 新伍・紳助のあぶない話(KTV、司会)
◇ レインボー(MBS、金曜司会)
◇ 新伍Niタッチ!(MBS、司会)
◇ 新伍のワガママ大百科(MBS、司会)
◇ YAMASHIRO桃源郷(読売テレビ、司会)
◇ 木曜洋画劇場(テレビ東京、司会・映画評論、1981年4月2日 - 1982年2月25日)
◇ 火曜洋画劇場(サンテレビ、司会・映画評論)
◇ カッ飛び!花マル塾(テレビ朝日、司会)
◇ ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日、バイク事故で休養していたビートたけしの代理司会)
◇ 新伍と乙女の今夜もキュン!!(テレビ朝日、司会)

◆ 山城新伍 / 出演CM

◇ どん兵衛(日清食品、川谷拓三と共演)
◇ ユンケル黄帝液(サトウ製薬)
◇ ベープ(フマキラー)
◇ バブルスター(原ヘルス工業、千葉真一・北大路欣也・松方弘樹・梅宮辰夫らと共演)
◇ サッポロ生黒ラベル(サッポロビール)
◇ タイタン(マツダ)
◇ ボンゴ(マツダ)

◆ 山城新伍 / 著作

◇ 白馬童子よ何処へ行く 独占男の時間(八曜社)1976 - 吉田豪の「読んだタレント本中のベスト」
◇ 映画通のタネ本(青春出版社)1979.10.(プレイブックス)
◇ 軟派の硬意地 芸能界、裁くのは俺だ 裁かれるのも俺だ(実業之日本社)1983.11
◇ 山城新伍の「知りすぎてしまった男」(はまの出版)1986.10
◇ 新伍のぶっつけ本番(ふたば書房)1988.6
◇ 新伍のハーフタイム(ビクター音楽産業)1989.9.(ビクターブックス)
◇ 一言いうたろか(広済堂出版)1993.10
◇ かなり好きです(青春出版社)1994.5
◇ 現代・河原乞食考 - 役者の世界って何やねん?(解放出版社)1997年8月
◇ 若山富三郎・勝新太郎 無頼控 おこりんぼ さびしんぼ(幻冬舎)1998年6月
◇ わがまま筆まかせ(中央公論社)1999.8

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