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劇作家、小説家  井上ひさし さん死去

2010年(平成22年)4月10日 死去 享年75歳

井上ひさし写真  

劇作家、小説家  井上ひさし さん死去

劇作家や小説家として幅広い分野で活躍した 井上 ひさし(いのうえ ひさし)さんが2010年(平成22年)4月9日10時22分、肺がんのため神奈川県鎌倉市内の自宅で死去した。75歳だった。

「ひょっこりひょうたん島」や、「吉里吉里人」など、多くの人に親しまれた戯曲や小説を世に送り出した。2009年(平成21年)10月に肺がんが見つかってからも、病と闘いながら新作執筆への意欲を見せていたという。

人物 / 略歴

井上 ひさし(いのうえ ひさし、1934年11月17日 ~ 2010年4月9日)

山形県東置賜郡小松町(現川西町)に生まれる。本名は井上 廈(いのうえ ひさし)。

日本劇作家協会理事、社団法人日本文藝家協会理事、社団法人日本ペンクラブ会長(第14代)などを歴任した。

◆ 略 歴

井上靖と競った文学青年の井上修吉を父として、井上マスを母として生まれる。

母は修吉と駆け落ちした経緯から井上の籍に入れず、ひさしたち3兄弟は戸籍上は非嫡出子(婚外子)として生まれた。

5歳で父と死別し、義父から虐待を受け、ストレスから円形脱毛症と吃音症になる。その後、義父に有り金を持ち逃げされた。

生活苦のため母はカトリック修道会ラ・サール会の孤児院(現在の児童養護施設)「光が丘天使園」(宮城県仙台市)にひさしを預ける。高校は仙台第一高等学校へ進み孤児院から通学した。

孤児院の神父の推薦で上智大学文学部ドイツ文学科に入学。しかしドイツ語に興味が持てなかった上、生活費も底をついたため2年間休学して岩手県の国立釜石療養所の事務職員となる。

上智大学外国語学部フランス語学科を卒業する前から、浅草のストリップ劇場フランス座を中心に台本を書き始める。

◆ 放送作家 劇作家

卒業後、放送作家として活動し山元護久と共に『ひょっこりひょうたん島』を手がけ、1964年4月から5年間放映される国民的人気番組となる。

また、このころ、お茶の間の人気者として台頭しつつあったてんぷくトリオのコント台本を数多く手がけている(これらの作品は「コント台本」として出版されている)。

1969年に、『ひょっこりひょうたん島』に声優として出演していた熊倉一雄が主宰する劇団テアトル・エコーに『日本人のへそ』を書き下ろしたのを契機に本格的に戯曲の執筆を始め、小説・随筆等にも活動範囲を広げた。

日本ペンクラブ会長、日本文藝家協会理事、日本劇作家協会理事、千葉県市川市文化振興財団理事長、世界平和アピール七人委員会委員、仙台文学館館長(初代)、もりおか啄木・賢治青春館名誉館長などを歴任した。

また多くの文学賞等の選考委員を務めており直木三十五賞、読売文学賞、谷崎潤一郎賞、大佛次郎賞、川端康成文学賞、吉川英治文学賞、岸田國士戯曲賞、講談社エッセイ賞、日本ファンタジーノベル大賞、小説すばる新人賞が挙げられる。

2009年より文化学院の特別講師となっていた。同年、日本藝術院会員に選ばれた。

2010年4月9日10時22分、肺がんのため神奈川県鎌倉市の自宅で死去した。享年75歳。

特記事項

1日40本はたばこを吸うという愛煙家で、「喫煙と肺癌は無関係」という見解をたびたび披露していたが、井上自身が2009年10月に肺癌と診断され、「やはり肺がんとたばこには因果関係があるんだね。さすがに禁煙したよ」と述べていたという。

プロ野球の東京ヤクルトスワローズのファンとして知られている。数少ない国鉄スワローズ時代からのファンであった。

長女は元こまつ座主宰の井上都。三女は2009年11月より株式会社こまつ座社長の石川麻矢。

◆ 井上ひさし / 受賞作品

◇ 1970年 - フジテレビジョンカルピスまんが劇場枠『ムーミン』の主題歌『ムーミンのテーマ』により第12回日本レコード大賞童謡賞
◇ 1971年 - 『十一ぴきのネコ』により第6回斎田喬戯曲賞
◇ 1972年 - 『道元の冒険』により第17回岸田國士戯曲賞、芸術選奨新人賞、『手鎖心中』により第67回直木賞
◇ 1979年 - 『しみじみ日本・乃木大将』、『小林一茶』により第14回紀伊國屋演劇賞個人賞
◇ 1981年 - 『吉里吉里人』により第2回日本SF大賞
◇ 1981年 - 『吉里吉里人』により第33回読売文学賞(小説部門)
◇ 1982年 - 『吉里吉里人』により第13回星雲賞(日本長編部門)
◇ 1991年 - 『シャンハイムーン』により第27回谷崎潤一郎賞
◇ 1997年 - 日本ペンクラブ副会長(3期)を務める。
◇ 1999年 - 菊池寛賞
◇ 2001年 - 朝日賞(2000年度)
◇ 2001年 - 織部賞
◇ 2003年 - 日本ペンクラブ第14代会長就任( - 2007年)。
◇ 2003年 - 『太鼓たたいて笛ふいて』により第44回毎日芸術賞、第6回鶴屋南北戯曲賞
◇ 2004年 - 文化功労者顕彰
◇ 2009年 - NHK放送文化賞受賞、芸術院賞・恩賜賞
◇ 2010年 - 第17回読売演劇大賞芸術栄誉賞

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