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プロ野球阪神の元オーナー  久万俊二郎 さん死去

2011年(平成23年)9月9日 死去 享年90歳

久万俊二郎写真  大久保琴訃報

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プロ野球阪神の元オーナー  久万俊二郎 さん死去

プロ野球阪神の元オーナーで、阪神電気鉄道元会長の 久万 俊二郎(くま しゅんじろう)さんが2011年(平成23年)9月9日午後10時10分、老衰のため神戸市の甲南病院で死去した。90歳だった。

1984年(昭和59年)10月にタイガースのオーナーに就任。 20年間にわたり球団運営に情熱的に取り組んだ。 歯に衣(きぬ)着せぬ発言が注目され、ファンからも「名物オーナー」と親しまれた。葬儀、告別式はすでに執り行い、後日、お別れの会を開催する予定。

人物 / 略歴

久万 俊二郎(くま しゅんじろう、1921年1月6日 - 2011年9月9日)

兵庫県神戸市に生まれる。高知県高知市出身。戸籍上の表記は久萬俊二郎。実業家。

阪神電気鉄道元社長、会長、取締役相談役。阪神タイガース元オーナー。

◆ 略 歴

戦時中、召集により東京帝国大学法学部を仮卒業後、戦争も熾烈になってきた1945年3月、一個中隊を率いて玉砕寸前まで戦った元海軍将校。

1946年に阪神電鉄入社。1978年取締役就任。1982年社長昇格。1992年から会長。

1984年から阪神タイガースのオーナーを、明治大学・一場靖弘投手の、いわゆる「裏金問題」で辞任するまで20年間にわたり務めた。

在任20年間でチームがAクラス(3位以上)に入ったのが4回、逆に最下位10回と低迷した。

阪神球団社長を務めた小津正次郎とは出世競争でのライバル的存在で、業界では「阪神はいずれ、久万か小津のどちらかがトップになる」と言われていた。

企業経営者としては、バブル経済期に同業他社が、積極投資・経営多角化に打って出る一方で、消極的なまでに慎重な姿勢を崩さず、バブル崩壊前後の安定を維持した、という結果論的ではあるが一定の評価を受けている。また労使交渉などでも手腕を発揮した。

1985年8月12日に東京で行われた民鉄協の会議に出席する予定だったが、急用で直前にキャンセルしたため、本来ならこの日の帰阪の際に搭乗する予定だった日本航空123便の墜落事故の難から逃れることができた。

ドイツ語に堪能で、酔うとドイツ語の歌を披露するなど、「戦前のインテリエリート」らしい一面もあった。

2011年9月9日、老衰のため神戸市東灘区の病院で死去。90歳没。

特記事項

野球の知識は皆無でもスポーツ新聞の全紙に目を通していた。球団をマスコミ商売と捉えているため、記者などの問いに対し、『球団より会社(電鉄)』「私は野球は好きじゃない。」などとオーナーらしくない驚くほど軽い口調で答えることが多かった。

1987年に掛布雅之が酒気帯び運転で事故を起こした際、当時の本社社長でもあった久万は「うちの4番は欠陥商品。野球選手以前に人間として失格だ」と痛烈に批判したが、結局これが元で掛布は指導者として阪神へ復帰する道筋を絶たれてしまった。

1985年の阪神優勝の原動力となったランディ・バースについて、1988年に水頭症を患った長男への対応を巡り対立し、シーズン途中で解雇した(ちなみにこの件は当時の球団が保険加入を怠っていた為、多額の医療費を請求されるのを恐れて解雇したものである。後々示談金が支払われたが、このバースの解雇が祟り、当時の阪神球団社長であった古谷真吾が東京のホテルで投身自殺する結果となった)。

1999年にヤクルト監督を勇退したばかりの野村克也を監督として招聘し、3年連続セ・リーグ(吉田義男監督時代の1998年を含めると4年連続)最下位になっても続投を発表したものの、夫人の脱税発覚・逮捕で野村が辞任。

野村の後任として中日監督を辞任したばかりの星野仙一を招聘した。星野はこの際、「(低迷は)すべてあなたの責任」と久万に経営体質の抜本的改善を迫り、これを就任の第一条件にしたと後に著書で回顧している(結果として、タイガースは2003年にリーグ優勝を果たした)。

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