追悼の森 =森浩一さん死去=

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考古学者  森 浩一 さん死去

2013年(平成25年)8月6日 死去 享年85歳

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考古学者  森 浩一 さん死去

邪馬台国問題を含め古代史ブームを先導した考古学者で同志社大名誉教授の 森 浩一(もり こういち)さんが2013年(平成25年)8月6日午後8時54分、急性心不全のため京都市内の病院で死去した。 85歳だった。

日本を代表する考古学者で、天皇陵研究や遺跡保存に尽力し、考古学を身近に紹介する「お茶の間考古学」の草分け的存在として知られた。著作には、「渡来人」や「検証 古代日本と百済」「巨大古墳」「僕が歩いた古代史への道」「日本神話の考古学」「記紀の考古学」など多数がある。

人物 / 略歴

森 浩一(もり こういち、1928年7月17日 ~ 2013年8月6日)

大阪府大阪市出身。日本の考古学者(専門は日本考古学、日本文化史学)。

同志社大学名誉教授。

従姉妹に随筆家でイタリア文学者の須賀敦子。

◆ 略 歴

同志社大学文学部英文学科卒業、1957年、同大学院文学研究科文化史学専攻修士課程修了。

学生時代には学生考古学研究会を創設(後に古代学研究会)。

その後、府立泉大津高校の教諭を勤める傍ら、古墳の発掘を指揮。その際知り合った東京大の井上光貞により『日本の歴史』(中央公論社)の考古学担当の執筆者に抜擢され、新書の執筆を手がけることとなった。

関西大学講師を経て1965年に同志社大学専任講師となり、1972年には同志社大学文学部教授。同志社の顔とも呼ばれる名物教授だった。

1999年に退官。

2010年には愛知県春日井市に蔵書を寄贈、市中央公民館に「森浩一文庫」が設立された。

2012(平成24)年3月、永年の考古学・古代史への貢献により第22回南方熊楠賞を受賞する。

2013(平成25)年8月6日午後8時54分、永眠。

特記事項

天皇陵(古墳)について活発な問題提起(仁徳陵を大仙古墳と呼ぶべしなど、証明の出来無い天皇陵を所在地名で呼ぶ。現在多くの社会科の教科書で実現。元々古墳は所在地名で呼ぶ習わしになっている)をしていることでも名高い。

◆ 森 浩一 / 著作

◇ 古墳の発掘(中公新書 (65))(中央公論社 1965.04)
◇ 古墳時代の考古学―シンポジウム(學生社 1970)
◇ 古墳―石と土の造形(カラーブックス212) (保育社 1970.12/DX版1973)
◇ 黄金塚古墳 (美術文化シリーズ) (中央公論美術出版 1971)
◇ 井辺八幡山古墳 (和歌山市教育委員会 1972)
◇ 古墳文化小考(三省堂新書 1974/社会思想社1979/08)
◇ 古墳と古代文化99の謎 (サンポウ・ブックス)(産報 1976)
◇ 考古学入門 (カラーブックス)(保育社 1976)
◇ 古代史の宝庫 (朝日新聞社 1977/12)
◇ 考古学の摸索 (学生社 1978/03)
◇ 古代史津々浦々(小学館ライブラリー)(1993年02月、小学館) 1997年05月小学館ライブラリーから再刊
◇ 考古学からみた古代の韓国と日本(共著)(1993年03月、學生社)
◇ 南海の王国琉球の世紀―東アジアの中の琉球(共著)(1993年04月、角川書店)
◇ 考古学―その見方と解釈〈上〉(1991年06月)、〈下〉(1993年04月、筑摩書房)
◇ 日本神話の考古学(1993年07月、朝日新聞社) 1999年2月朝日文庫から再刊
◇ 森浩一の語る日本の古代 (1)(1994年02月、大巧社)
◇ 考古紀行騎馬民族の道はるか―高句麗古墳がいま語るもの(1994年03月、日本放送出版協会)
◇ 考古学と古代日本(1994年03月、中央公論新社)
◇ 平安京の不思議―古都に眠る歴史の謎を訪ねて(1994年03月、PHP研究所)
◇ 稲と鉄 さまざまな王権の基盤 (共著)(日本民俗文化大系)(1994年11月、小学館)
◇ 古代史の窓(1995年09月、新潮社) 1998年8月(新潮文庫)から再刊
◇ 食の体験文化史 (1995年09月、中央公論新社) 1999年10月中公文庫から再刊
◇ 天皇陵古墳(1996年01月、大巧社)
◇ 食の体験文化史〈2〉(1997年04月、中央公論新社) 2000年9月に、中公文庫から再刊、(続・食の体験文化史に改題)
◇ 邪馬台国と吉野ケ里(共著)(1997年07月、學生社)
◇ 考古学へのまなざし―地中から甦る本当の歴史(1998年06月、大巧社)
◇ 僕は考古学に鍛えられた (1998年12月、筑摩書房)
◇ 食の体験文化史〈3〉(1999年01月、中央公論新社)
◇ 考古学入門(カラーブックス)(2000年、保育社)
◇ 空からみた古墳(共著)(2000年5月、学生社)
◇ 日本史への挑戦―「関東学」の創造をめざして(共著;網野善彦)(2000年8月、大巧社)
◇ 巨大古墳―治水王と天皇陵 (2000年8月、講談社学術文庫)
◇ 僕が歩いた古代史への道 (2000年10月、角川文庫)
◇ 記紀の考古学(2000年11月、朝日新聞社) 、2005年5月に朝日文庫から再刊
◇ 関東学をひらく―調査ノート1999‐2000(2001年03月、朝日新聞社)
◇ 語っておきたい古代史―倭人・クマソ・天皇をめぐって (2001年05月、新潮文庫)
◇ 地域学のすすめ―考古学からの提言 (岩波新書) (2002年7月、岩波書店)
◇ 僕と歩こう全国50遺跡 考古学の旅(2002年08月、小学館)
◇ わが青春の考古学 (新潮文庫)(2002年09月、新潮社)
◇ 僕の古代史発掘 (角川選書)(2003年02月、角川書店)
◇ 魂の考古学―時のすぎゆくままに(2003年10月、五月書房)
◇ 山野河海の列島史(2004年2月、朝日新聞社)
◇ 海から知る考古学入門―古代人との対話(2004年12月、角川書店)
◇ ぼくの考古古代学(2005年3月、日本放送出版協会)
◇ 「東海学」事始め―東海の歴史を歩く(2005年07月、學生社)
◇ 回想の食卓(2006年9月、大巧社)
◇ 京都の歴史を足元からさぐる 洛東の巻(2007年07月、学生社)
◇ 古代史おさらい帖―考古学・古代学課題ノート (2007年10月、筑摩書房)
◇ 京都の歴史を足元からさぐる 洛北・上京・山科の巻(2008年03月、学生社)
◇ 京都の歴史を足元からさぐる 北野・紫野・洛中の巻(2008年10月、学生社)
◇ 森浩一、食った記録 編集グループSURE
◇ 倭人伝を読みなおす、(2010年8月ちくま新書)
◇ 森浩一の考古交友録(2013年4月、朝日新聞出版)

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