追悼の森 =山口富士夫さん死去=

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ロックミュージシャン  山口 富士夫 さん死去

2013年(平成25年)8月14日 死去 享年64歳

山口富士夫写真  

ロックミュージシャン  山口 富士夫 さん死去

ロックバンド「村八分」や「裸のラリーズ」などで活躍した ミュージシャンの 山口 冨士夫(やまぐち ふじお)さんが2013年(平成25年)8月14日午後9時30分、東京都福生市内の病院で死去した。64歳だった。

警視庁福生署によると、先月14日深夜、東京都福生市の路上で、米国人の大学生の男(32歳)に突き飛ばされて後頭部を打ち、病院で急性硬膜下血腫と診断され、一時意識不明の状態だったという。男は傷害容疑で逮捕され、その後、傷害罪で起訴された。

人物 / 略歴

山口 冨士夫(やまぐち ふじお、1949年8月10日 ~ 2013年8月14日)

東京都出身。ロックミュージシャン。

◆ 略 歴

日本人の母と、イギリス人の父の間に生まれる。しかし幼少時は孤児院で育った。

1967年にグループ・サウンズ「ザ・ダイナマイツ」のギタリストとしてデビュー。リードボーカルを務めたデビュー曲『トンネル天国』はスマッシュヒット。 しかしグループは1969年大晦日のステージで解散。

1970年代初頭、盟友・チャー坊(柴田和志)と共に伝説のバンド村八分を結成。 日本のロックバンドのパイオニアとして独自なスタイルを築く。 過激な歌詞、客に媚びないステージは後のパンク・ロックにも通じた。

1973年に「村八分」解散後はソロアルバム『ひまつぶし』を発表。

その後、「リゾート」「裸のラリーズ」「タンブリングス」「ティアドロップス」などで精力的なライブ活動を展開。

2000年以降、ソロやスリーピース編成などでライブハウスを中心に活動。

2005年に刊行された村八分時代の回顧録『村八分』はバンドのこと、村八分でのお金の問題、自らのドラッグ遍歴まで赤裸々に語り話題に。

2007年に体調を崩して一切の活動を停止していたが、2008年11月、古巣のライブハウス原宿クロコダイルでライブ活動を再開。

数年はリハビリも兼ねた断続的なライブ活動であったが近年、新たなバンドスタイルで若者のロックイベント等にも参加し貫禄のステージをみせていた。

2013年7月14日、東京都福生市の福生駅前のタクシー乗り場で、アメリカ人の男が別の男を一方的に殴る現場に遭遇し、止めに入ったところ突き飛ばされて後頭部を打った。それにより急性硬膜下血腫を起こし、都内の病院に入院していた。

2012年8月14日、脳挫傷のため死去した。64歳没。(8月15日、ダイナマイツ吉田によって逝去が報告された)。

アメリカ人の男は7月20日に傷害罪で逮捕され、8月9日に起訴された。

◆ 略 歴(年譜)

◇ 1965年 瀬川洋らと「ザ・モンスターズ」を結成。
◇ 1967年 「ザ・ダイナマイツ」に改名。シングル『トンネル天国』でデビュー。
◇ 1969年 「ザ・ダイナマイツ」解散。「村八分」結成。
◇ 1971年 「村八分」デビュー。
◇ 1973年 京都大学西部講堂にて伝説のラストライブを行う。同年このライブを収録した唯一の正式音源『ライヴ』を発表。
◇ 1974年 ソロアルバム『ひまつぶし』をリリース。お披露目ライブは3曲のみ演奏し唐突にステージを去って客は唖然となった。
◇ 1975年 ルイズルイス加部らと「リゾート」を結成。
◇ 1979年 「村八分」を再結成。京都大学西部講堂で再結成ライブを行うも、再び自然消滅。
◇ 1980年 「裸のラリーズ」に参加。
◇ 1981年 「裸のラリーズ」を脱退。
◇ 1983年 『ひまつぶし』以来の作品となる20cmEP『RIDE ON!』をリリース。
◇ 1980年代中頃 「山口冨士夫グループ」→「タンブリングス」としてライブ活動を行う。
◇ 1986年 シーナ&ザ・ロケッツのアルバム『ギャザード』にギタリストとして全面的に参加。それに伴うツアーにも同行。
◇ 1987年 元村八分の青木真一、フールズの中島一徳、佐瀬浩平と「ティアドロップス」を結成。シングル『いきなりサンシャイン』でデビュー。
◇ 1988年 アルバム『TEARDROPS』をリリース。また、忌野清志郎との交流からアルバム『COVERS』のレコーディングに参加。
◇ 1989年 アルバム『らくガキ』で東芝EMIよりメジャー・デビュー。また、忌野清志郎との共演シングル『谷間のうた』をリリース。
◇ 1990年 自らの半生を語った自叙伝『So What 山口冨士夫』を刊行。※ 2008年に改訂新装版で復刻。
◇ 1991年 「ティアドロップス」が活動停止。
◇ 1992年 ソロアルバム『ATMOSPHERE-I』『ATMOSPHERE-II』をリリース。
◇ 1994年 「村八分」時代の盟友、ボーカルの「チャー坊」こと柴田和志がドラッグのオーバードースにより死去。

特記事項

8月15日、ダイナマイツ吉田によって逝去が報告された。

◆ 山口冨士夫 / アルバム

◇ 「ひまつぶし」LP/CD(1974) ※再発CDには、1974年4月20日名古屋市公会堂でのライブを3曲をボーナストラックとして収録
◇ 「PRIVATE CASSETE」カセット/CD(1986) ※アコースティック作品、カセットテープでのみでリリースされ、後にCD化
◇ 「Like a rolling stone」LP/CD(1987) ※タンブリングスからTEARDROPS結成に到る間のライブを収録
◇ 「ATMOSPHERE 1」CD(1992) ※2010年に「1992 Atmosphere 1 # 2」として2枚組CDで再発
◇ 「ATMOSPHERE 2」CD(1992) ※2010年に「1992 Atmosphere 1 # 2」として2枚組CDで再発
◇ 「ATMOSPHERE LIVE」CD(1999) ※1992年のライブを収録
◇ 「Over there」CD(2008) ※未発表テイク集
◇ 「みどりの中へ」CD(2008) ※未発表テイク集
◇ 「Fujio&CicoHige&Rei」CD(2011) ※2005年の芝公園スタジオライブを収録

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