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作家  安岡章太郎 さん死去

2013年(平成25年)1月26日 死去 享年92歳

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作家 安岡章太郎 さん死去

戦後の日本文学を代表する作家の一人、安岡 章太郎(やすおか しょうたろう)さんが2013年(平成25年)1月26日午前2時35分、老衰のため東京都世田谷区内の自宅で死去した。92歳だった。

1953年(昭和28年)、「陰気な愉しみ」「悪い仲間」で芥川賞を受賞した。文壇では吉行淳之介さん、遠藤周作さんらとともに「第三の新人」と呼ばれ、軽妙な筆致と鋭い批評精神で戦後の日本社会を描き弱い人間の存在を深く見つめた作品が評価を受けた。

人物 / 略歴

安岡 章太郎(やすおか しょうたろう、1920年5月30日~2013年1月26日)

高知県高知市帯屋町に生まれる。作家。

◆ 略 歴

高知県高知市帯屋町に父・安岡章、母・恒の子として生まれる。

章太郎の父は陸軍獣医官であったため、生後2ヶ月で千葉県市川市に転居。

その後、香川県善通寺市、東京小岩、市川市で過ごした後、5歳の時、一家で京城(現・ソウル)に移った。

小学校3年の時、青森県弘前市に転居。小学校5年から東京青山、目黒などで育った。

青南小学校から第一東京市立中学校に入学するが、素行不良のため教師の実家の禅寺に寄宿生活を強いられる。この生活は3年に肋膜炎を患うまで続いた。

青南小学校に転入してから受けた陰湿で執拗な精神的虐めは数十年にわたって小説やエッセイで再三文章にしており病気、落第と共に彼の重要な文学的動機になっている。

1944年陸軍に召集され東部第六部隊へ入営し満州に送られたが、翌年肺結核により除隊処分となり内地送還される。

極端な飢餓と生活環境の悪化が原因と思われる脊椎カリエスを患い、大変な肉体的・精神的苦痛の中1948年英文学科を卒業する。

1951年『ガラスの靴』が芥川賞の候補作に選ばれ、文壇に注目される。

1953年、選考委員の評価が真っ二つに割れながらも『悪い仲間』・『陰気な愉しみ』により、芥川賞を受賞し、1954年には脊椎カリエスが快癒。以後創作活動に意欲的に取りくむ。

芥川賞をはじめ、大佛次郎賞や伊藤整文学賞選考委員も務めた。

2013年1月26日午前2時35分、老衰のため東京都世田谷区内の自宅で死去した。享年92歳。

特記事項

◆ 安岡 章太郎 / 家族 - 親族

◇ 娘の安岡治子は、ロシア文学専攻で、現在は東京大学総合文化研究科教授。
◇ 寺田寅彦、別役実は遠戚。
◇ 血縁の中に安岡嘉助(吉田東洋暗殺犯の一人)がおり、自身の一族を題材とした『流離譚』を著した。
◇ 父の最終軍歴は、南方総軍獣医部長・陸軍獣医少将であった。

◆ 安岡 章太郎 / 著書(2000年以降)

◇ 戦後文学放浪記 岩波新書 2000
◇ 鏡川 新潮社 2000 のち文庫
◇ 風のすがた 随筆集 世界文化社 2000
◇ 齢八十いまなお勉強 近藤啓太郎共著 光文社 2001
◇ 慈雨 世界文化社 2002
◇ 天上大風 世界文化社 2003
◇ 晴れた空曇った顔 私の文学散歩 幻戯書房 2003
◇ 雁行集 世界文化社 2004
◇ 観自在 世界文化社 2005
◇ カーライルの家 講談社 2006

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