追悼の森 =岩谷時子さん死去=

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作詞家  岩谷時子 さん死去

2013年(平成25年)10月25日 死去 享年97歳

岩谷時子写真  

作詞家  岩谷時子 さん死去

「君といつまでも」や「恋のバカンス」など、昭和を代表する数多くのヒット曲を手がけた作詞家で文化功労者の 岩谷 時子(いわたに ときこ)さんが 2013年(平成25年)10月25日午後3時10分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。97歳だった。

1939年(昭和14年)、神戸女学院大学を卒業後、宝塚歌劇団出版部に入社。越路吹雪と出会い、越路が歌った「愛の讃歌」や「サン・トワ・マミー」などの訳詞を手がけた。また、加山雄三の「君といつまでも」や、日本レコード大賞を受けた 佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」、フランク永井の「おまえに」、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」、ピンキーとキラーズの「恋の季節」、郷ひろみの「男の子女の子」など数多くのヒット曲の作詞を手掛けた。

人物 / 略歴

岩谷 時子(いわたに ときこ、1916年(大正5年)3月28日 ~ 2013年(平成25年)10月25日)

京城府(現:ソウル特別市)に生まれる。作詞家、詩人、翻訳家。

2009年10月、平成21年度文化功労者顕彰。歌手の越路吹雪のマネージャーを務めたことでも知られる。

◆ 略 歴

◆ 越路吹雪と歩んだ半生

京城府(現:ソウル特別市)に生まれる。5歳の頃に兵庫県西宮市に移住。

西宮市立浜脇小学校、西宮市立安井小学校、西宮市立西宮高等女学校(現:西宮市立西宮高等学校)を経て、1939年に神戸女学院大学部英文科を卒業。

卒業後、宝塚歌劇団出版部に就職。宝塚歌劇団の機関誌である『歌劇』の編集長を務めた。

そうした中、偶然宝塚歌劇団編集部にやってきた当時タカラジェンヌで15歳の越路吹雪と出会う。2人は意気投合し、越路の相談相手となる。

越路が宝塚歌劇団を退団して歌手になりたいと相談したとき、岩谷も退職を決意。共に上京し、越路の付き人を務めた。

1951年から1963年までは東宝文芸部に所属。

会社員として働く傍ら越路をサポートし、越路が死去するまでの約30年間、マネージャーとして強い信頼関係で支え続けた。しかし、あくまで「越路が好きだから支えていた」という岩谷は、越路が亡くなるまでマネジメント料としての報酬は1円も受け取らなかった(第29回菊田一夫演劇賞授賞式において、岩谷時子を演じた高畑淳子が証言)。

◆ 作詞家として

マネージャーとして活動する一方で、越路が歌うシャンソンの訳詞を手掛けたのをきっかけとして作詞家・訳詞家としても歩み始める。ザ・ピーナッツ『恋のバカンス』や加山雄三『君といつまでも』、ピンキーとキラーズ『恋の季節』、園まり『逢いたくて逢いたくて』など数多くのヒット曲を生み出してきた。

一方、オリジナルの詞にとらわれず独自の解釈で詞を当てることもある。例としては、エディット・ピアフが歌った『愛の讃歌』は元の歌詞が「愛のためなら盗みでもなんでもする」という背徳的な内容であるのに対し、時子訳詞では一途な愛を貫くという讃歌になっている。美輪明宏が時子にそのことを訊ねたエピソードがNHK人間講座「美輪明宏愛と美の法則(2005年3月21日)」で放映された。

◆ 晩年

ミュージカル『ミス・サイゴン』の訳詞を手がけたことがきっかけで、同作品に主演した本田美奈子と親交を深める。本田の才能を「越路の再来」と高く評価し、数多く詞を提供した。

・ 1993年 - 勲四等瑞宝章受章
・ 2008年 - 「作詞家岩谷時子の世界」放送(NHK)
・ 2009年7月7日 - 『一般財団法人 岩谷時子音楽文化振興財団』設立
・ 2009年10月 - 平成21年度文化功労者顕彰
・ 2010年4月 - 岩谷時子賞創設
・ 2013年10月25日 - 肺炎のために東京都内の病院にて他界。97歳没。

特記事項

偶然にも、本田美奈子が死去する直前、足を負傷して本田と同じ病院に入院。ボイスレコーダーを通して、当時 無菌室に入っていた本田を激励した。

★ 本田美奈子さんは、2005年(平成17年)11月6日午前4時38分、急性骨髄性白血病のため東京都内の病院で死去した。38歳だった。

◆ 岩谷時子 / 主な作品

◇ 『ふりむかないで』(ザ・ピーナッツ、作曲は宮川泰)
◇ 『恋のバカンス』(ザ・ピーナッツ、作曲は宮川泰)
◇ 『ジューン・ブライド』(ザ・ピーナッツ、作曲は宮川泰)
◇ 『ウナ・セラ・ディ東京(東京たそがれ)』(ザ・ピーナッツ、和田弘とマヒナスターズ、西田佐知子、坂本スミ子、作曲は宮川泰)
◇ 『あの人に逢ったら』(西田佐知子、作曲は宮川泰)
◇ 『どうして』(西田佐知子、作曲は鈴木邦彦)
◇ 『鍵をかけないで』(西田佐知子、作曲は筒美京平)※詞は前村好子と共作
◇ 『夜明けのうた』(岸洋子、作曲はいずみたく)
◇ 『若い明日』(布施明、作曲はいずみたく)
◇ 『貴様と俺』(布施明、作曲はいずみたく)
◇ 『これが青春だ』(布施明、作曲はいずみたく)
◇ 『逢いたくて逢いたくて』(園まり、作曲は宮川泰)
◇ 『つれてって』(園まり、作曲は宮川泰)
◇ 『帰らぬ初恋』(園まり、作曲は宮川泰)
◇ 『お嫁さん』(梓みちよ、作曲は宮川泰)
◇ 『旅人よ』(加山雄三、井上陽水、作曲は弾厚作)
◇ 『君といつまでも』(加山雄三、作曲は弾厚作)
◇ 『お嫁においで』(加山雄三、作曲は弾厚作)
◇ 『夜空の星』(加山雄三、作曲は弾厚作)
◇ 『蒼い星くず』(加山雄三、作曲は弾厚作)
◇ 『恋の季節』(ピンキーとキラーズ、作曲はいずみたく)
◇ 『涙の季節』(ピンキーとキラーズ、作曲はいずみたく)
◇ 『青空にとび出せ!』(ピンキーとキラーズ、作曲はいずみたく)
◇ 『若いときこそ』(ピンキーとキラーズ、作曲はいずみたく)
◇ 『イカルスの星』(越路吹雪、作曲は内藤法美)
◇ 『誰もいない海』(越路吹雪、作曲は内藤法美)
◇ 『一寸おたずねします』(越路吹雪、作曲は内藤法美)
◇ 『ほんきかしら』(島倉千代子、作曲は土田啓四郎)
◇ 『ベッドで煙草を吸わないで』(沢たまき、作曲・編曲はいずみたく)
◇ 『おまえに』(フランク永井、作曲は吉田正)
◇ 『いいじゃないの幸せならば』(佐良直美、作曲はいずみたく)
◇ 『サインはV』(麻里圭子&横田年昭とリオ・アルマ、作曲は三沢郷)
◇ 『美しきチャレンジャー』(新藤恵美、作曲は筒美京平)
◇ 『アテンションプリーズ』(ザ・バーズ、作曲は三沢郷)
◇ 『恋のゆくえ』(新藤恵美、南沙織、作曲は筒美京平)
◇ 『君をのせて』(沢田研二、作曲は宮川泰)
◇ 『若者は旅をつづける』(フォーリーブス、作曲はいずみたく)
◇ 『18才の彼』(岩下志麻、作曲はポール・モーリア)
◇ 『君と二人で』(沖雅也、作曲は鈴木邦彦)
◇ 『男の子女の子』(郷ひろみ、作曲は筒美京平)
◇ 『小さな体験』(郷ひろみ、作曲は筒美京平)
◇ 『愛への出発』(郷ひろみ、作曲は筒美京平)
◇ 『裸のビーナス』(郷ひろみ、作曲は筒美京平)
◇ 『モナリザの秘密』(郷ひろみ、作曲は筒美京平)
◇ 『花とみつばち』(郷ひろみ、作曲は筒美京平)
◇ 『THE END -重いがけず出会ったら-』(フォーリーブス、作曲は青山孝)
◇ 『愛のオーロラ』(荻野目慶子、作曲は林哲司)
◇ 『さらば・・・夏』(田原俊彦、作曲はポール・アンカ)v◇ 『つばさ』(本田美奈子、作曲は太田美知彦)
◇ 『潮どき』(五木ひろし、作曲は中村泰士)
◇ 『思い出ホテル』(石原裕次郎、作曲は鈴木邦彦)
◇ 『さようなら17才』(ジュディ・オング、作曲は市川昭介)

◆ 岩谷時子 / 訳詞作品

◇ 『愛の讃歌』(越路吹雪)
◇ 『ろくでなし』(越路吹雪)
◇ 『サン・トワ・マミー』(越路吹雪)
◇ 『ラストダンスは私に』(越路吹雪)
◇ 『幸福を売る男』(越路吹雪)
◇ 『ケ・サラ』(越路吹雪)
◇ 『夢の中に君がいる』(越路吹雪)
◇ 『ある愛の詩』(越路吹雪)
◇ 『暗い艀』(岸洋子)
◇ 『夢見るシャンソン人形』(フランス・ギャル)※自身が日本語で歌った
◇ 『哀しみの終わるとき』(西郷輝彦)
◇ 『マイ・ウェイ』(尾崎紀世彦)
◇ 『哀しみの黒い瞳』(郷ひろみ、作詞・作曲:J.Iglesias,R.Arcusa)
◇ 『百万本のバラ』(小田陽子バージョン)
◇ 『王様と私』(ミュージカル)
◇ 『ウエストサイド物語』(ミュージカル)
◇ 『ジーザス・クライスト=スーパースター』(ミュージカル)
◇ 『スーツケースを抱いて』(ミュージカル『エビータ』)
◇ 『レ・ミゼラブル』(ミュージカル)
◇ 『ミス・サイゴン』(ミュージカル)
◇ 『キス・ミー・ケイト』(ミュージカル)
◇ 『ミー・アンド・マイガール』(ミュージカル)
◇ 『アメイジング・グレイス』(本田美奈子.)
◇ 『ミュージカルアンデルセン』(ミュージカル)
◇ 『ミュージカル赤毛のアン』(ミュージカル)

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