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桂宮宜仁 親王殿下 薨去

2014年(平成26年)6月8日 薨去 享年66歳

桂宮宜仁親王写真  

桂宮宜仁親王殿下 薨去(こうきょ)

三笠宮ご夫妻の次男で、天皇陛下のいとこに当たる 桂宮 宜仁(かつらのみや よしひと)親王殿下が 2014年(平成26年)6月8日午前10時55分、急性心不全のため東京都文京区の東大病院で薨去された。66歳だった。

昭和天皇の弟 三笠宮さま(98歳)の次男で天皇陛下のいとこにあたる。1988年(昭和63年)、戦後3番目の宮家を創設し独立。しかし、宮家の創設から5か月後に自宅の寝室で倒れ、急性硬膜下血腫と診断されて手術を受けられた。また、2008年(平成20年)に敗血症の治療を受け、長年、闘病生活を続けながら公務を務められた。同日午前、容体が悪化し救急搬送されていた。

人物 / 略歴

桂宮宜仁親王(かつらのみや よしひとしんのう、1948年(昭和23年)2月11日 ~ 2014年(平成26年)6月8日)

日本の皇族。身位は親王。皇室典範における敬称は殿下。お印は桂(かつら)。勲等は大勲位。学位は政治学士(学習院大学)。

三笠宮崇仁親王と同妃百合子の第二男子。今上天皇の従弟にあたる。

戦後初めて、独身で宮家を創設した。住居(桂宮邸)は東京都千代田区三番町。

◆ 略 歴

三笠宮崇仁親王の第3子(第2男子)として生まれる。

20歳の誕生日後、1968年(昭和43年)2月27日に成年式を行い、大勲位に叙されて、菊花大綬章を授与された。

1971年(昭和46年)に学習院大学法学部政治学科を卒業。オーストラリア国立大学大学院に2年間留学する。

帰国後、1974年(昭和49年)から1985年(昭和60年)までNHKに嘱託で勤務したほか、オーストラリアに留学したことが機縁で日豪協会総裁に就任した。他に日本・ニュージーランド協会など各協会の総裁を務めている。

また、伯父の高松宮宣仁親王を強く敬慕。高松宮の薨去後は、大日本農会、大日本山林会、日本工芸会、日本漆工協会の各総裁を受け継いだ。

◆ 桂宮時代

1988年(昭和63年)1月1日に、昭和天皇から「桂宮」の称号を受け、独立の生計を立てるようになった。宮号はお印に因んだもので、四世襲親王家であった旧桂宮家の再興とは無関係とされる。2月20日に宮家創設の祝宴を開いた。

しかしその直後、5月26日に意識不明の状態で倒れているところを職員に発見される。都立広尾病院に入院して、手術を受けた。病名は未公表ながら、急性硬膜下血腫等と報道された。同年8月に意識を回復し、11月に退院した。

昭和天皇の崩御、今上天皇の即位に伴う一連の行事は欠席したものの、リハビリテーションの甲斐もあり、1991年(平成3年)11月に公務に復帰した。以降、車いすを使用しながら公務を行なった。

2008年(平成20年)9月28日、国体出席を急遽取りやめ、敗血症の疑いで東大病院に入院したことが発表された。12月2日には、集中治療室から一般病棟に戻ることができ、リハビリも本格的に始まった。翌年の2009年(平成21年)3月29日に退院して、宮邸で療養している。

唾液などが気管に入り発症する誤嚥性肺炎が頻発したため、2011年(平成23年)12月に喉頭をふさぐ声門閉鎖術を東大病院で受けて、12月30日に退院した。手術により発声能力を失っている。

2014年(平成26年)6月8日朝、東京大学医学部附属病院に救急搬送され、同日午前10時55分、容体が悪化し薨去した。享年66歳。

特記事項

政府の正式表記(内閣告示や宮内庁告示など)では皇族に宮号が冠することはない(「皇太子」を除く)。ただし、同じ政府の表記であってもホームページなど「国民一般に対するわかりやすさ」を重視する場面では「桂宮」の表記も用いる。

戦後新宮家の設立は、次男以下が婚姻による独立を契機にして行うことが多いが、宜仁親王は独身のまま宮家を創設するという珍しいケースに該当する。

◆ 桂宮宜仁親王 / 系譜

◇ 父 - 崇仁親王(三笠宮)
◇ 母 - 崇仁親王妃百合子
◇ 父方の祖父 - 大正天皇
◇ 父方の祖母 - 貞明皇后
◇ 母方の祖父 - 高木正得
◇ 母方の祖母 - 高木邦子

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