追悼の森 =木田 元さん死去=

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哲学者 木田 元 さん死去

2014年(平成26年)8月16日 死去 享年85歳

木田元写真  

哲学者 木田 元 さん死去

ドイツの哲学者ハイデガー研究の第一人者として知られる哲学者で、中央大名誉教授の 木田 元(きだ げん)さんが 2014年(平成26年)8月16日5時33分、肺炎のため千葉県船橋市内の病院で死去した。85歳だった。

戦後、山形県立農林専門学校在学中にドストエフスキーなどの著作に触れて、東北大で哲学を研究。中央大教授などを歴任した。20世紀を代表する哲学者の一人で、難解とされてきたハイデガーを独自の視点を交えながら読み解いた著書「ハイデガー」などを執筆したほか、ハイデガーの講義録「現象学の根本問題」など多くの翻訳も手掛けた。

人物 / 略歴

木田 元(きだ げん、1928年9月7日 ~ 2014年8月16日)

新潟県新潟市に生まれる。(本籍地は山形県最上郡東小国村(現:最上町)。哲学者。

専攻は、現象学の研究。中央大学名誉教授。

◆ 略 歴

3歳のとき一家で満洲・新京に渡る。新京第一中学校を経て、1945年(昭和20年)海軍兵学校に入学。

終戦後、佐賀、東京などを転々としたのち、1946年(昭和21年)10月、満洲から家族が引き揚げてきて、母の郷里の山形県鶴岡市に落ち着く。

父がシベリアに抑留されたため、長男である木田は、鶴岡市役所臨時雇、小学校代用教員などで家族を養う。

1947年(昭和22年)4月、新設されたばかりの山形県立農林専門学校(現:山形大学農学部)に入学した。

その後、1950年(昭和25年)4月、東北大学文学部哲学科(旧制)に入学。卒業後、同大学院を修了し、東北大学文学部助手となる。

1972年、中央大学文学部哲学科教授。

1999年、定年退職し名誉教授となった。

2010年9月に、日本経済新聞「私の履歴書」に自伝を連載した。

2014年8月16日、肺炎のため死去。85歳没。

特記事項

モーリス・メルロー=ポンティ等の現代西洋哲学の主要な著作を、平易な日本語に翻訳した。

マルティン・ハイデッガー、エドムント・フッサールの研究でも知られる。

◆ 木田 元 / 著書

◇ 現代哲学 人間存在の探究(日本放送出版協会(NHK市民大学叢書) 1969年/「現代の哲学」講談社学術文庫)
◇ 現象学(岩波新書 1970年)
◇ ハイデガー(岩波書店(20世紀思想家文庫) 1983年 → 岩波現代文庫)
◇ メルロ・ポンティの思想(岩波書店 1984年)
◇ 哲学と反哲学(岩波書店 1990年 → 同時代ライブラリー、岩波現代文庫)
◇ ハイデガーの思想(岩波新書 1993年)
◇ 反哲学史(講談社 1995年 → 講談社学術文庫)
◇ 哲学以外(みすず書房 1997年) 初のエッセー集
◇ わたしの哲学入門(新書館 1998年 → 講談社学術文庫)
◇ 現象学の思想(ちくま学芸文庫 2000年)
◇ 最終講義(作品社 2000年/「木田元の最終講義―反哲学としての哲学」角川ソフィア文庫)
◇ 哲学の余白(新書館 2000年)
◇ ハイデガー『存在と時間』の構築(岩波現代文庫 2000年)
◇ 詩歌遍歴(平凡社新書 2002年)
◇ 偶然性と運命(岩波新書 2001年)
◇ マッハとニーチェ 世紀転換期思想史(新書館 2002年)
◇ 猿飛佐助からハイデガーへ(岩波書店(グーテンベルクの森) 2003年 → 岩波現代文庫)
◇ 闇屋になりそこねた哲学者(晶文社 2003年 → ちくま文庫)
◇ 哲学の横町(晶文社 2004年)
◇ ハイデガー拾い読み(新書館 2004年 → 新潮文庫)
◇ 新人生論ノート(集英社新書 2005年)
◇ 反哲学入門(新潮社 2007年 → 新潮文庫)
◇ 哲学は人生の役に立つのか(PHP新書 2008年)
◇ なにもかも小林秀雄に教わった(文春新書 2008年)
◇ ピアノを弾くニーチェ(新書館 2009年)

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