追悼の森 =塩月 弥栄子さん死去=

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茶道家 塩月 弥栄子 さん死去

2015年(平成27年)3月8日 死去 享年96歳

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茶道家 塩月 弥栄子 さん死去

茶道家でベストセラー「冠婚葬祭入門」などの著作でも知られた 塩月 弥栄子(しおつき やえこ)さんが 2015年(平成27年)3月8日午前10時20分、老衰のため横浜市青葉区内の自宅で死去した。96歳だった。

茶道の裏千家14代家元の長女として京都市に生まれた。戦後、欧州などに渡り茶道を通じた文化使節として活躍した。1962(昭和37年)からNHKのクイズ番組「私の秘密」の名解答者としても人気を集めた。また、1970年(昭和45年)に発表された著書「冠婚葬祭入門」は、結婚や葬儀のしきたりのほか、年中行事の由来などを解説したマナーの入門書として300万部を超えるベストセラーとなった。1991年(平成3年)、勲四等宝冠章を受章。

人物 / 略歴

塩月 弥栄子(しおつき やえこ、1918年4月4日 ~ 2015年3月8日)

京都市に生まれる。旧姓は千。茶道家。

茶道裏千家的伝名誉教授、淡交会顧問を務めた。

父は裏千家14世家元碩叟宗室。弟は第15世家元汎叟宗室。娘に茶道家の五藤禮子がいる。

◆ 略 歴

1938年に東京の荏原製作所の社主の長男である畠山不器と見合い結婚。

1948年に2男2女の4人の子供を残して出奔し、後に離婚。

1952年、精神科医の塩月正雄と再婚した。

茶道教室「塩月弥栄子の茶室」(東京都港区南青山5丁目1-25)、養和会を主宰。

(財)淡交会顧問、裏千家的伝名誉教授、(財)青少年研究所理事、(社)日本ブライダル事業振興協会会長、その他多数の役職を務めた。

著書では『冠婚葬祭入門』(光文社刊:発行部数308万部)があり、シリーズ全体(全4冊)で700万部を超える大ミリオンセラーとなり、同名でTVドラマ化、映画化もされた。

その他、『弥栄子の言葉のこだわり』(淡交社刊)、『上品な話し方』(光文社刊)など多数。

1962~67年には当時人気番組だったNHK『私の秘密』では、レギュラー回答者として人気を博した。テレビ・ラジオ出演、雑誌取材、講演会など幅広く活躍していた。

1991年には勲四等宝冠章受章。

2015年3月8日、老衰のため死去した。96歳没。

特記事項

1970年1月30日発行の『冠婚葬祭入門』は5ヶ月間で100版を超す大ベストセラーとなった。

◆ テレビ番組(レギュラー出演)

◇ 『婦人百科』 NHK 1955~1962年
◇ 『私の秘密』 NHK 1962~1968年
◇ 『三時のあなた』準 フジ 1968~1973年

◆ 著作

◇ 『動く』小山書店新社、1958
◇ 『花所望』文芸春秋新社 1965
◇ 『冠婚葬祭入門 いざというとき恥をかかないために』光文社カッパ・ホームス 1970
◇ 『続・冠婚葬祭入門―いざというとき恥をかかないために』カッパ・ホームス 1970
◇ 『話し方のマナー―人の心を傷つけないために』カッパ・ホームス 1971
◇ 『続々・冠婚葬祭入門―親族・地域社会・職場のしきたり』カッパ・ホームス、1971
◇ 『図解冠婚葬祭―一目でわかるしきたりの基本』カッパ・ホームス 1971
◇ 『きものの本 どう買う,どう選ぶ,どう着こなす』カッパ・ホームス 1972
◇ 『暮らしの歳時記』淡交選書 1972
◇ 『塩月マナー教室 自分を活かし相手を活かす』光文社カッパ・ホームス 1973
◇ 『若い人のための茶道の本』主婦と生活社 1973
◇ 『心づかい心くばり』文化出版局 1975
◇ 『母から伝えられた京のおばんざい』主婦の友文庫 1975
◇ 『お懐石十二月 たのしい手作り』主婦の友社 1976
◇ 『茶の湯十二月 くらしに生きる』主婦の友社 1976
◇ 『宝石の本―カラー版 上手な選び方・つけ方・贈り方』カッパ・ホームス 1977
◇ 『ほのぼの記』文化出版局 1977年
◇ 『塩月弥栄子のおつきあい百科 しあわせな出合いのために』読売新聞社 1978
◇ 『点心十二月―懐石ふうのおしのぎ』主婦の友社 1978
◇ 『気ばたらきのすすめ』文化出版局 1979 のち三笠書房・知的生きかた文庫
◇ 『きもの冠婚葬祭事典』講談社、1980
◇ 『私の手紙の書き方』実業之日本社 1980
◇ 『京風おそうざい 母から伝えられた』主婦の友文庫 1980
◇ 『「見合い恋愛」のすすめ―失敗しない最新結婚術』カッパホームス 1980
◇ 『茶の美と心』葛西宗誠写真 講談社、1981
◇ 『茶の湯歳時記』ティビーエス・ブリタニカ 1981
◇ 『わたくし的未亡人宣言』文化出版局 1981
◇ 『茶道に学ぶ美しいしぐさと心 知っておきたい和風マナーと行事の作法』PHP研究所 1982
◇ 『はじめに小言ありき―母親学教室』ティビーエス・ブリタニカ 1982
◇ 『和食のいただき方―おいしく、楽しく、美しく』新潮文庫) 中里有利写真 1982
◇ 『お金冠婚葬祭―いざというときいくら包むか』(カッパ・ホームス)1984
◇ 『姑を叱る―生きてほしい、しなやかに。美しい年輪を刻むために』実日新書 1984
◇ 『娘たちへ、台所からのメッセージ』EI企画 1984
◇ 『気ばたらきしてますか』講談社 1984
◇ 『古風のすすめ』講談社 1985
◇ 『花どき実りどき』文化出版局 1987
◇ 『塩月弥栄子の新・作法ものしり事典 心の美しさを演出するエレガンスブック』大和出版 1987
◇ 『女四十代からの生き方にはコツがある』講談社 1987
◇ 『塩月弥栄子の冠婚葬祭事典 伝統のしきたりと新しいおつきあい』講談社 1987
◇ 『素敵な女性(ヒト)のしあわせづくり―20代をエレガントに生きる秘密集』大和出版 1988
◇ 『女30代「人づきあい」が楽しくなる知恵 ほのぼのライフ学・私の方法…』大和出版 1989
◇ 『土と炎とのふれあい―塩月弥栄子の窯元めぐり』学習研究社 1989
◇ 『かわいい花嫁さんになれる本―“適齢期”から“新婚一年生”まで、困ったときの生活の知恵』大和出版 1990
◇ 『女50歳からの生き方が人生を変える』講談社 1990
◇ 『茶懐石の本』角川書店 1990
◇ 『女六十歳からの心ゆたかな生き方』講談社、1991
◇ 『新 冠婚葬祭入門―いざというとき恥をかかないために』 カッパ・ホームス 1991
◇ 『塩月弥栄子の和食の作法 おいしく楽しく美しくいただく』講談社、1991
◇ 『塩月弥栄子のきもの冠婚葬祭 平成の新しいしきたりとハイセンスな着こなし術』講談社 1992
◇ 『女30代の失敗しない人生の選び方』講談社 1993
◇ 『イラスト 慶弔辞典―暮らしの「しきたり」がひと目でわかる』小学館 1993
◇ 『女30代「人づきあい」が楽しくなる知恵―ほのぼのライフ学・私の方法……』大和出版 1994
◇ 『上品な話し方―人をひきつけ自分を活かす』カッパ・ホームス 1995
◇ 『女40代「生きたい人生」を生きるコツ』講談社 1995
◇ 『イラスト版作法事典―暮らしの「作法」がひと目でわかる』小学館 1996
◇ 『弥栄子の「ことばのこだわり」』淡交社 1997
◇ 『お転婆ばぁの「元気」の形見分け』光文社 1998
◇ 『すてきな女性のための上級マナーレッスン』(小学館 2005
◇ 『女40歳からの「気品ある人生作法」』講談社プラスアルファ文庫 2005
◇ 『必携保存版 塩月弥栄子の冠婚葬祭しきたり事典』講談社 2009
◇ 『あほうかしこのススメ すてきな女性のための上級マナーレッスン』新潮文庫 2012
◇ 『塩月弥栄子95歳 思いのままに生きなさい』 小学館 2013
◇ 『“気ばたらき”ができる大人の美しいことば遣い』三笠書房 2014
◇ 『お転婆ばぁの「元気」の形見分け』光文社 知恵の森文庫 2014

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