追悼の森 =永 六輔さん死去=

I was thunderstruck at the news of his death

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放送作家の草分け 永 六輔 さん死去

2016年(平成28年)7月7日 死去 享年83歳

永六輔写真 

元放送作家 永 六輔 さん死去

戦後日本の放送、音楽界で長年にわたって多才ぶりを発揮し、マルチタレントとしてテレビ、ラジオで幅広く活躍した 永 六輔(えい ろくすけ)さんが 2016年(平成28年)7月7日、肺炎のため東京都渋谷区内の自宅で死去した。83歳だった。本名は永 孝雄。

草創期のテレビ界で放送作家として活躍。作詞家としても高い才能を発揮、「上を向いて歩こう」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」など数多くの国民的ヒット曲を世に送り出した。2013年9月まで46年間続いたラジオ番組「永六輔の誰かとどこかで」は、全国番組として最長を記録。2010年(平成22年)、パーキンソン病罹患を公表し、翌年には東京都内の自宅で転倒して大腿骨頸部を骨折し手術を受けていた。

人物 / 略歴

永 六輔(えい ろくすけ、1933年〈昭和8年〉4月10日 ~ 2016年(平成28年)7月7日)

本名は永 孝雄(えい たかお)。

ラジオ番組パーソナリティ、タレント、随筆家。

元放送作家、作詞家である。

角刈り頭と細長い顔がトレードマーク。

長女の永千絵は映画エッセイスト、次女の永麻理は元フジテレビアナウンサー。

◆ 略 歴

新制早稲田中学校・高等学校卒業。

早稲田大学第二文学部中退。

代々東京・元浅草の最尊寺の住職を勤めていた永家の息子として生を受けた。

江戸時代初期に渡来した中国の学僧を先祖に持つ在日外国人17代目と自称。

父や祖父は永という姓を「ヨン」と名乗っていた。

戦後、NHKのラジオ番組「日曜娯楽版」にネタを投稿するようになる。

また、1948年から淀川長治が主催していた「東京映画友の会」の初期の参加メンバーであった。

在学中に三木鶏郎にスカウトされ、放送作家、司会者としてデビュー。

以後、ラジオ・テレビ番組の企画・演出や、作曲家の中村八大らと組んでの歌曲作詞、タレントとしての活動など、マルチプレイヤーとして活動を続けてきた。

特にラジオパーソナリティーとしての知名度が高い。

1983年、第13回参議院議員通常選挙に比例代表区から出馬したが落選。

以降、選挙への立候補からは撤退している。

1994年には「大往生」を発表。

無名の人々の生、死に関する名言を集めたこの本は、200万部を超える大ベストセラーとなる。

他に、多方面でのエッセイの著作が多数ある。

2000年に、全業績で菊池寛賞を受賞。

趣味は旅と読書で、特に旅に関しては1年中どこかに出掛けている。

2010年になってパーキンソン病と診断されてこれを公表し、投薬治療を受けている。

2010年9月30日には、永を密着取材したドキュメンタリー番組「永六輔 戦いの夏」がNHK総合で放送された。

2006年に奄美大島で転倒して右足小指骨折し、半年間杖で歩行していた。

さらに2011年11月16日夕、東京都内の自宅で転倒して大腿骨頸部を骨折し入院・手術。

永の強い意志で仕事は極力休まず、ラジオのレギュラーは病室からのゲスト参加や収録という形式が採られた。

2013年、毎日芸術賞特別賞を受賞。

2016年6月27日の放送を以って「六輔七転八倒九十分」が終了し、全レギュラー番組を降板した。

1967年1月から続いた永の冠ラジオ番組は幕を閉じることとなった。

2016年7月7日に死去していたことが同月11日に発表された。

83歳没。

特記事項

六輔七転八倒九十分(TBSラジオ、2015年9月28日 ~ 2016年6月27日)

永六輔の誰かとどこかでの時代を入れると1967年1月から49年間毎週ラジオに出続けていた。

◆ 作詞を手がけた主な楽曲

◇ 黒い花びら (作曲:中村八大、歌:水原弘 他)
◇ 黄昏のビギン (作曲:中村八大、歌:水原弘 他)
◇ 上を向いて歩こう (作曲:中村八大、歌:坂本九 他)
◇ 帰ろかな (作曲:中村八大、歌:北島三郎 他)
◇ 見上げてごらん夜の星を (作曲:いずみたく、歌:坂本九 他)
◇ おさななじみ (作曲:中村八大、歌:デューク・エイセス)
◇ いい湯だな (作曲:いずみたく、歌:デューク・エイセス 他)
◇ 女ひとり (作曲:いずみたく、歌:デューク・エイセス 他)
◇ 筑波山麓合唱団(作曲:いずみたく、歌:デューク・エイセス)
◇ こんにちは赤ちゃん (作曲:中村八大、歌:梓みちよ 他)
◇ 遠くへ行きたい (作曲:中村八大、歌:ジェリー藤尾 他)
◇ 二人の銀座 (歌: 和泉雅子・山内賢 他)
◇ 今夜はヘンな夜 (作曲:もりばやしみほ、歌:もりばやしみほ + ハイポジ)
◇ 夜はひとりぼっち (作曲:もりばやしみほ、歌:もりばやしみほ + ハイポジ)
◇ 故郷のように (作曲:中村八大、歌:西田佐知子)
◇ 初めての街で (作曲:中村八大、歌:西田佐知子) - 菊正宗酒造のコマーシャルソング
◇ 万葉集(作曲:中村八大、歌:植木等)
◇ レットキス (ジェンカ) (作曲:ラウノ・レティネン、歌:坂本九)
◇ 若い季節 (作曲:櫻井順、歌:ザ・ピーナッツ) NHKのテレビドラマ『若い季節』の主題歌。
◇ 明日咲くつぼみに (1997年、作曲:久米大作、歌:三波春夫)
◇ 近鉄の歌(作曲:中村八大、近畿日本鉄道の社歌)
◇ ともだち(作曲:いずみたく、歌:坂本九 他)

◆ 著 書(2000年以降)

◇ 『あなたに伝えたい 手話はどこまで話せるか』大和書房 2000
◇ 『あの世とこの世』朝日新聞社 2000
◇ 『沖縄からは日本が見える』祥伝社 2000
◇ 『永六輔・職人と語る』小学館 サライ・ブックス 2000
◇ 『お家繁盛町繁盛 町はいま、人はいま、この国はいま…』ベストセラーズ ワニのnew新書 2000
◇ 『夫と妻』岩波新書 2000
◇ 『親と子』岩波新書 2000
◇ 『新・無名人語録 死ぬまでボケない智恵』飛鳥新社 2000
◇ 『想像力と創造力』毎日新聞社 2000
◇ 『「無償」(ただ)の仕事』講談社+α新書 2000
◇ 『永六輔のえいっ!』扶桑社 2001
◇ 『永六輔の芸人と遊ぶ』小学館・サライブックス 2001
◇ 『おしゃべり文化 会う人はみんな僕の薬』講談社+α新書 2001
◇ 『嫁と姑』岩波新書 2001
◇ 『六輔の遠近メガネ 続・結界』マガジンハウス 2001
◇ 『生き方、六輔の。』矢崎泰久構成 飛鳥新社 2002
◇ 『妻の大往生』中央公論新社 2002
◇ 『明るい話は深く、重い話は軽く』光文社知恵の森文庫 2003
◇ 『一浴厄除温泉に行こう! いい湯、いい町、いい話』ベストセラーズ 2003
◇ 『想像力と創造力 3 ラジオで見えるニッポン』毎日新聞社 2003
◇ 『人はなぜ歌うか 六輔流・日本音楽史』日本放送出版協会 2003
◇ 『いのち 昔からのいのち今ここにあるいのち明日うまれるいのち』 理論社 2004
◇ 『老い方、六輔の。』矢崎泰久構成 飛鳥新社 2004
◇ 『叱る、だけど怒らない』光文社知恵の森文庫 2004
◇ 『伝言』岩波新書 2004
◇ 『畠のラジオ』家の光協会 2004
◇ 『あの世の妻へのラブレター』中央公論新社 2005
◇ 『「学校ごっこ」六輔、その世界史 六輔が活写する日本人の原点』日本文芸社 2005
◇ 『気楽に生きる知恵』飛鳥新社 2005
◇ 『死に方、六輔の。』矢崎泰久構成 飛鳥新社 2005
◇ 『話す冥利、聞く冥利』光文社知恵の森文庫 2005
◇ 『ボケない知恵 永六輔の無名人語録より』飛鳥新社 2005
◇ 『赤坂檜町テキサスハウス』大竹省二写真 朝日新聞社 2006
◇ 『世間にひと言心にふた言』光文社知恵の森文庫 2006
◇ 『あなたの「いのち」をいただきます 先生といえば親も同然、親といえば先生も同然』ヴィレッジブックス 2007
◇ 『庭説法 歌えばお経・話せば法話』本願寺出版社 2007
◇ 『上を向いて歩こう年をとると面白い 人は歌と生きている!』さくら舎 2012
◇ 『永六輔のお話し供養』小学館 2012
◇ 『男のおばあさん 楽しく年をとる方法』大和書房 2013
◇ 『男のおばあさん 2 (元気に笑って暮らすコツ)』大和書房 2013
◇ 『無名人のひとりごと』金曜日 2013

◆ 出演CM

◇ 浅田飴
◇ 桃屋

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