追悼の森 =三笠宮崇仁親王薨去=

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昭和天皇の弟 三笠宮崇仁親王薨去

2016年(平成28年)10月27日 薨去 享年100歳

三笠宮崇仁親王写真 

三笠宮崇仁親王 薨去(こうきょ)

昭和天皇の末弟、今上天皇の叔父で、古代オリエント史の研究者としても知られる 三笠宮崇仁(みかさのみや たかひと)親王殿下が 2016年(平成28年)10月27日午前8時34分、入院先の東京都中央区の聖路加国際病院で薨去された。100歳だった。

大正天皇の第4皇子として誕生された。戦後は東大文学部の研究生として西洋史や宗教史を修め、日本オリエント学会の初代会長を務めたほか、数々の国際会議にも出席し、学者としても国際的な活躍をされていた。また、ダンスの名手としても知られ、様々なダンスの普及にも貢献された。昨年、100歳の誕生日を迎えられ、明治以降の皇族では最長寿だった。三笠宮さまの逝去で皇室の方々は19人、うち皇位継承権を持つ男性皇族は4人となった。今年5月に急性肺炎で、同病院に入院。肺炎は治ったが、心臓機能に低下がみられ、入院を続けられていた。

人物 / 略歴

三笠宮崇仁親王(みかさのみや たかひとしんのう、1915年(大正4年)12月2日 ~ 2016年(平成28年)10月27日)

日本の皇族。大正天皇と貞明皇后の第四皇男子(昭和天皇の弟、今上天皇の叔父にあたる)。

御称号は澄宮(すみのみや)。身位は親王。皇室典範における敬称は殿下。お印は若杉(わかすぎ)。

皇位継承順位第5位。

勲等は大勲位。

「三笠宮」の宮号は、1935年(昭和10年)12月2日に崇仁親王が成年式を行った際に賜ったもので、奈良市の三笠山にちなんで命名された。

歴史学者(専攻は古代オリエント史)、陸軍軍人(最終階級は陸軍少佐)。

◆ 略 歴

大正天皇と貞明皇后の第四皇男子として誕生。

早くから「皇孫御殿」に引き取られて養育された。

学習院初等科・中等科を経て、1936年(昭和11年)に陸軍士官学校を卒業。

在校中の1935年(昭和10年)の成年式に伴い、三笠宮の宮号を賜り、同時に大勲位に叙せられる。

また、成人したことに伴い貴族院議員となる(1946年(昭和21年)までの11年間に及んで議員の職を務めた)。

陸軍騎兵学校を経て、騎兵第15連隊で小隊長、続いて中隊長を務めのちに陸軍大学校(第55期)を卒業する。

1941年(昭和16年)10月22日、子爵高木正得の次女百合子と結婚。

寬仁親王ら三男二女をもうけた。

◆ 軍人として

太平洋戦争(大東亜戦争)開戦後、陸軍大尉時代の1943年(昭和18年)1月から翌1944年(昭和19年)1月まで、コードネーム「若杉」(姓は印にちなんで作られた)として南京の支那派遣軍総司令部に勤務。その後、大本営参謀に転出。

◆ 戦後

3人の兄たちとは年齢も離れており、四男として皇位継承の可能性も低かったことから、かなり自由な立場で行動した。

1947年(昭和22年)4月に東京大学文学部の研究生となり、歴史学を学んだ(専攻はオリエント史)。

東京女子大学で講師として教育に当たったほか、青山学院大学、専修大学、天理大学、拓殖大学でも教壇に立ち、日本オリエント学会の会長も務めた。

また1994年(平成6年)6月にはロンドン大学東洋アフリカ研究学院の名誉会員に就任した。

90歳前後あたりから心臓の僧帽弁に異常が見つかり、たびたび僧帽弁閉鎖不全で入退院することがあった。

2015年(平成27年)12月2日、紀寿(満100歳)を迎え、同時に確かな記録の残る皇族としては初めて100歳となった。

2016年(平成28年)10月27日8時34分、東京都中央区の聖路加国際病院で薨去。皇位継承順位は第5位であった。

特記事項

幼少時より文才を認められ「童謡の宮さま」と呼ばれた。大正時代の詩作品には作曲家によって曲がつけられ、レコードも発売されている。

日本レクリエーション協会総裁として、『レクリエーション随想録』(非売品、1998年)を出している。

◆ 著書(単著)

◇ 『帝王と墓と民衆 - オリエントのあけぼの(カッパブックス:光文社、1956年)
◇ 『乾燥の国 - イラン・イラクの旅』(平凡社、1957年)
◇ 『大世界史1 ここに歴史はじまる』(文藝春秋、1967年)
◇ 『生活の世界歴史 1 古代オリエントの生活』河出書房新社、1976年
◇ 『古代オリエント史と私』(学生社、1984年)
◇ 『古代エジプトの神々 - その誕生と発展』(日本放送出版協会、1988年)
◇ 『レクリエーション随想録』日本レクリエーション協会、1998.3.
◇ 『文明のあけぼの - 古代オリエントの世界』(集英社、2002年)
◇ 『わが歴史研究の七十年』(学生社、2008年)

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