追悼の森 =菊田一夫さん死去=

I was thunderstruck at the news of his death

Top Page    有名人訃報一覧【か~き~く~け~こ】 著名人訃報一覧【か~き~く~け~こ】Etc-132
nagomi画像
Smart Phone
スマートフォンサイト訃報

劇作家、作詞家  菊田一夫 さん死去

1973年(昭和48年)4月4日 死去 享年65歳

菊田一夫写真  

劇作家、作詞家  菊田一夫 さん死去

日本の演劇界に偉大なる足跡を残した 菊田 一夫(きくた かずお)さんが1973年(昭和48年)4月4日、 糖尿病に脳卒中を併発し死去した。65歳だった。

戦後間もなく作曲家の古関裕而と名コンビを組み、数々のラジオドラマ、テレビドラマ、映画、演劇、ミュージカルの音楽を手がけ 多くのヒット作品を世に送り出した。特に戦後の日本ミュージカルの草分けといわれている。1975年(昭和50年)から毎年、菊田一夫演劇賞が創設された。

人物 / 略歴

菊田 一夫(きくた かずお、1908年3月1日 ~ 1973年4月4日)

神奈川県横浜市に生まれる。本名は菊田 数男。 劇作家、作詞家。

◆ 略 歴

生まれてすぐ養子に出され、他人の手で養育された末、5歳のとき菊田家の養子になった。

台湾城北小学校に入学したが、学業半ばで薬種問屋に売られ、年季奉公をつとめた。その後大阪・神戸で小僧をして夜学(実業学校)に学ぶ。

1925年(大正14年)に上京。浅草国際劇場の文芸部に入る。

1933年(昭和8年)に古川ロッパらにより、浅草常盤座で旗揚げされた劇団「笑の王国」に座付き作家として迎え入れられ、芝居作者の道に入った。

1935年(昭和10年)劇団が東宝の所属になると共に東宝文芸部の主力となり、戦時中は岩手県江刺市(現・奥州市)に疎開した。

戦後間もなく、作曲家の古関裕而と名コンビを組み、数々のラジオドラマ、テレビドラマ、映画、演劇、ミュージカルの音楽を手がけ、多くのヒット作品を世に送り出した。

特にミュージカルにおいての2人のコンビは、戦後の日本ミュージカルの草分けと言われている。

この2人の代表作は、ラジオドラマ・映画では「鐘の鳴る丘」、「君の名は」シリーズ、「あの橋の畔で」シリーズなど。舞台は「敦煌」、「暖簾」、「がしんたれ」、「放浪記」、「風と共に去りぬ」など。楽曲は「イヨマンテの夜」、「雨のオランダ坂」、「フランチェスカの鐘」など、多岐にわたる。

1955年(昭和30年)、東宝の取締役に就任する。

東宝演劇部の総帥としての仕事のかたわら、映画や帝劇・宝塚などの舞台の原作・脚本・演出をはじめ、小説の執筆にも精力的な活躍を続け、数々の名作を世に送り出した。

ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の上演権を獲得し、日本で初めてブロードウェイ・ミュージカルを舞台に上げた。以後、日本のミュージカルの世界は大きく羽ばたくことになる。

また、「がめつい奴」「がしんたれ」「暖簾」「丼池」「道頓堀」など、大阪を舞台にした作品により「大阪ものは菊田一夫」と賞賛された。

1973年(昭和48年)4月、数年患っていた糖尿病に脳卒中を併発し、死去した。享年66。

特記事項

功績を彰して1975年(昭和50年)から毎年、菊田一夫演劇賞が贈られる。

岩手県奥州市江刺区に菊田一夫記念館が開設されている。

◆ 菊田一夫 / 主な作品

◇ 1942年 - 「道修町」
◇ 1943年 - 「花咲く港」
◇ 1947年 - 「地獄の顔」(映画)
◇ 1947年 - 「鐘の鳴る丘シリーズ」(ラジオドラマ・映画・舞台・シリーズ楽曲作詞など)
◇ 1948年 - 「フランチェスカの鐘」(歌謡曲:作詞、ヒットして松竹で映画化)
◇ 1949年 - 「イヨマンテの夜」(歌謡曲:作詞、大ヒット)
◇ 1951年 - 「さくらんぼ大将」(ラジオドラマ)
◇ 1952年 - 「君の名はシリーズ」(ラジオドラマ・映画・舞台・シリーズ楽曲作詞など)
◇ 1952年 - 「ジャワの踊り子」(ミュージカル)
◇ 1955年 -「由起子」(ラジオドラマ)
◇ 1956年 - 「恋すれど恋すれど物語」(ミュージカル)東京宝塚劇場
◇ 1957年 - 「忘却の花びら」(ラジオドラマ、映画)
◇ 1957年 - 「暖簾」(舞台)
◇ 1957年 - 「赤と黒」(ミュージカル)
◇ 1959年 - 「がめつい奴」(舞台)
◇ 1959年 - 「ダル・レークの恋」(ミュージカル)
◇ 1960年 - 「敦煌」(舞台:菊田一夫脚色)東京宝塚劇場
◇ 1960年 - 「がしんたれ」(小説・舞台・ドラマ)芸術座
◇ 1961年 - 「放浪記」(舞台)
◇ 1962年 - 「あの橋の畔で」(舞台・ドラマ・楽曲作詞など)
◇ 1963年 - 「霧深きエルベのほとり」(ミュージカル)
◇ 1964年 - 「蒼き狼」(舞台)東京宝塚劇場
◇ 1965年 - 「終着駅」(舞台)芸術座
◇ 1966年 - 「風と共に去りぬ」
◇ 1967年 - 「津軽めらしこ」(舞台)東京宝塚劇場
◇ 1967年 - 「三国志」(舞台:菊田一夫脚色)東京宝塚劇場
◇ 1968年 - 「まぼろしの邪馬台国」(舞台)東京宝塚劇場
◇ 1965年-1967年 - 菊田一夫戯曲選集 3巻 演劇出版社

◆ A Related Words :
菊田一夫記念館/森光子と菊田一夫/菊田一夫 君の名は/菊田一夫演劇賞 2013/菊田一夫 藤田まこと/菊田一夫 授賞式/菊田一夫演劇賞受賞/放浪記 菊田一夫/坂本真綾 菊田一夫/森光子 菊田一夫/菊田一夫 プロフィール/菊田一夫 略歴/菊田一夫 死去/菊田一夫 訃報/菊田一夫賞/菊田一夫賞 2012/菊田一夫演劇賞 授賞式/菊田一夫演劇賞 柚希礼音/菊田一夫 宝塚/菊田一夫 女優

Page Top

スマートフォン / PC サイト