追悼の森 =黛敏郎さん死去=

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作曲家  黛 敏郎 さん死去

1997年(平成9年)4月10日 死去 享年68歳

黛敏郎写真  

作曲家  黛 敏郎 さん死去

音楽番組「題名のない音楽会」の司会者として知られた作曲家の 黛 敏郎(まゆずみ としろう)さんが1997年(平成9年)4月10日、肝不全のため神奈川県川崎市の総合新川橋病院で死去した。68歳だった。

1964年(昭和39年)8月から約33年にわたり、音楽番組「題名のない音楽会」の司会を担当し広く周知されたほか、現代音楽の作曲家としても多方面な活躍を見せた。20世紀日本のクラシック音楽、現代音楽界を代表する音楽家の一人であった。

人物 / 略歴

黛 敏郎(まゆずみ としろう、1929年2月20日 ~ 1997年4月10日)

神奈川県横浜市に生まれる。作曲家。

20世紀日本のクラシック音楽、現代音楽界を代表する音楽家の一人として知られる。

◆ 略 歴

旧制横浜一中(現神奈川県立希望ヶ丘高等学校)から1945年東京音楽学校(現東京藝術大学)に入学。

在学中はブルーコーツ等のジャズバンドでピアニストとして活動する。

1949年卒業、研究科進学。1951年研究科卒業。

同年最初の国産カラーフイルムによる総天然色映画『カルメン故郷に帰る』で、ブギ調での同名の主題歌作曲を担当する。

1953年、芥川也寸志、團伊玖磨と共に「3人の会」結成。以後作曲家として活動をはじめる。

『赤線地帯』、『豚と軍艦』、『天地創造』、『黒部の太陽』など、多くの映画音楽を手がけた他、日本テレビのNNNニュースのテーマ曲などを作曲している。

又、同じく日本テレビのスポーツ番組のテーマ曲である「スポーツ行進曲(別名:「NTVスポーツのテーマ」、この曲は元々は読売日本交響楽団演奏のために書かれている。

『全日本プロレス中継』のオープニングでも使われ、またプロレスラー・ジャイアント馬場がリング入場の際に使用していたことから、別名「ジャイアント馬場のテーマ」とも呼ばれる。

現代音楽の作曲家としても多方面な活躍を見せた。

1964年10月10日よりの第18回夏季オリンピック東京大会開会式の際、式典開幕前に国立霞ヶ丘競技場の場内に流れた電子音楽の旋律を作曲し、記録映画の音楽も黛が担当した。

同年より終生にわたり、音楽番組『題名のない音楽会』司会者でも広く周知された。

1997年(平成9)4月10日、肺を原発巣とする転移性肝腫瘍による肝不全のため入院中の神奈川県川崎市内の総合新川橋病院にて死去。68歳没。

特記事項

夫人は元女優の桂木洋子。長男に演出家の黛りんたろう。実弟に朝日新聞学芸部編集委員だった黛哲郎がいる(先に病没している)。

◆ 黛 敏郎 / 映画音楽 代表作

◇ カルメン故郷に帰る(松竹大船、木下惠介監督、1950) - 木下忠司と共に担当。
◇ 我が家は楽し(松竹大船、中村登監督、1951)
◇ カルメン純情す(松竹大船、木下惠介監督、1952)
◇ プーサン(東宝、市川崑監督、1953) - 出演もしている。
◇ 赤線地帯(大映、溝口健二監督)、1956)
◇ 顔 (松本清張)(松竹、大曽根辰夫監督、1957)
◇ 幕末太陽傳(日活、川島雄三監督)、1957)
◇ 張込み(松竹、野村芳太郎監督、1958)
◇ 盗まれた欲情(日活、今村昌平監督、1958)
◇ 西銀座前(日活、今村昌平監督、1958)
◇ 炎上(大映、市川崑監督、1958)
◇ 野獣死すべし(東宝(須川栄三監督、1959)
◇ にあんちゃん(日活(今村昌平監督、1959)
◇ お早よう(松竹大船、(小津安二郎監督、1959)
◇ 女が階段を上る時(東宝、成瀬巳喜男監督、1960)
◇ いとはにほへと(松竹大船、中村登監督、1960)
◇ 豚と軍艦(日活、今村昌平監督、1961)
◇ 小早川家の秋(東宝(小津安二郎監督、1961)
◇ キューポラのある街(日活、浦山桐郎監督、1962)
◇ 憎いあンちくしょう(日活、蔵原惟繕監督、1962)
◇ 武士道残酷物語(東映京都、今井正監督、1963)
◇ 赤い殺意(日活、今村昌平監督、1964)
◇ 月曜日のユカ(日活(中平康監督、1964)
◇ 仇討(東映、今井正監督、1964)
◇ 東京オリンピック(東京オリンピック映画協会、市川崑監督、1965)
◇ 天地創造 (アメリカ・イタリア、ジョン・ヒューストン監督、1966)
◇ 「エロ事師たち」より 人類学入門(日活、今村昌平監督、1966)
◇ 愛と死の記録(日活、蔵原惟繕監督、1966)
◇ 非行少年 陽の出の叫び(日活、藤田繁矢監督、1968)
◇ 黒部の太陽(日活、熊井啓監督、1968)
◇ 神々の深き欲望(日活、今村昌平監督、1968)
◇ 私が棄てた女(日活、浦山桐郎監督、1969)
◇ 日本の首領(東映、中島貞夫監督、1977)
◇ 徳川一族の崩壊(東映、山下耕作監督、1980)

◆ 黛 敏郎 / テーマ音楽

◇ 「スポーツ行進曲」 日本テレビ・スポーツのテーマ(1953)
◇ 朝日新聞ニューストップタイトルのための音楽(1953)
※日本テレビでの「朝日TVニュース」開始に併せてそのオープニングテーマソングとして使われたもの

◇ EXPO'70 太陽の塔内・生命の樹テーマ曲「生命の讃歌」(1970)
◇ 「NNNニュースのテーマ」全編3分ほどもある小曲(1973)日本テレビ系列ニュース番組のために書かれた。
◇ 阿含の星まつり・序曲

◆ 黛 敏郎 / 著 作

◇ 團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎『現代音楽に関する3人の意見』(中央公論社/1959)
◇ 『“君が代”はなぜ歌われない 黛敏郎の対談』(浪曼/1974)
◇ 『私の茶道入門』(光文社/1976)
◇ 『題名のない音楽会』(角川書店/1977)
◇ 『日本のこころ』(筥崎宮/1979)
◇ 岡倉天心著、黛敏郎訳・解説『茶の本 現代語で読む』(三笠書房/1983)
◇ 『題名のない独白』(サンケイ出版/1984)

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