追悼の森 =舟橋 聖一さん死去=

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小説家  舟橋聖一 さん死去

1976年(昭和51年)1月13日 死去 享年71歳

舟橋聖一写真  

小説家  舟橋聖一 さん死去

NHK大河ドラマの第一作「花の生涯」の原作者として知られる小説家の 舟橋 聖一(ふなはし せいいち)さんが 1976年(昭和51年)1月13日、東京都文京区の日本医科大学付属病院で死去した。71歳だった。

戦後は「小説新潮」に掲載した「雪夫人絵図」をはじめとする風俗小説で注目を集めた。1999年(平成11年)には「新・忠臣蔵」を原作とした「元禄繚乱」がNHK大河ドラマで放送された。他の代表作に「悉皆屋康吉」や「絵島生島」「ある女の遠景」「好きな女の胸飾り」「お市御寮人」などがある。晩年は眼病が悪化し、両眼ともにほぼ失明状態に陥ったが口述筆記で執筆活動を続けていた。

人物 / 略歴

舟橋 聖一(ふなはし せいいち、1904年(明治37年)12月25日 ~ 1976年(昭和51年)1月13日)

東京市本所区横網町(現:東京都墨田区横網)に生まれる。小説家。

代表作に『悉皆屋康吉』『花の生涯』『絵島生島』『新・忠臣蔵』『ある女の遠景』『好きな女の胸飾り』『お市御寮人』などがある。

父は東京帝国大学工科助教授の了助、母はさわ子。弟3人と妹ひとりがいた。弟は脚本家の舟橋和郎。

◆ 略 歴

旧制水戸高等学校を経て、東京帝国大学文学部卒。

大学 進学後、劇団「心座」を結成し、また、文芸部雑誌『朱門』の同人となり、阿部知二らを知る。『朱門』創刊号に戯曲『信吉の幻覚』を発表、翌年に戯曲『痼疾者』が上演され、上司小剣や秋田雨雀に認められた。

1933年(昭和8年)に創刊した『行動』に発表した『ダイヴィング』は、行動主義、能動精神運動を起こして大きな反響を呼ぶ。

戦後は『小説新潮』に掲載した『雪夫人絵図』をはじめとする風俗小説で人気を得、1953年(昭和28年)には『花の生涯』を発表。

幕末の大老・井伊直弼を中心とした開国前後の動乱期の人間模様を描いたこの作品は、NHK大河ドラマの第一作となった。

また、1999年(平成11年)にも『新・忠臣蔵』を原作とした「元禄繚乱」がNHK大河ドラマで放送された。

1966年(昭和41年)より眼病が悪化し、晩年は両眼ともにほぼ失明状態に陥ったが口述筆記で執筆活動を継続。

1970年(昭和45年)より平凡社『太陽』に自らライフワークと位置付けた『源氏物語』の連載と、読売新聞に『太閤秀吉』の連載を開始。

1976年(昭和51年)完結を前に日本医科大学付属病院で急死。この両作を含めた数作が未完の絶筆となった。

特記事項

菊池寛、吉川英治、吉屋信子らと共に文士馬主でも有名であり、主な所有馬に中山大障碍勝ち馬のモモタロウがいる。

幼い頃からの相撲好きでも知られ、横綱審議委員会の委員を長く務め、のちに委員長に任じられた。

丹羽文雄とは自他共に認めるライバル関係だった。

◆ 舟橋 聖一 / 主な作品

◇ 『ダイヴィング』(1935年、紀伊國屋書店)
◇ 『岩野泡鳴伝』(1938年、青木書店)
◇ 『新胎・木石』(1938年、青木書店)
◇ 『川音』(1940年、実業之日本社)
◇ 『新風平家物語』(1940年、万里閣)
◇ 『愛児煩悩』(1940年、万里閣)
◇ 『清流』(1941年、人文書院)
◇ 『徳田秋声』(1941年、弘文堂)
◇ 『北村透谷』(1942年、中央公論社)
◇ 『女の手』(1942年、講談社)
◇ 『随筆日本文学』(1942年、秩父書院)
◇ 『りつ女年譜』(1942年、中央公論社)
◇ 『牡丹は咲きぬ』(1943年、紀元社)
◇ 『散り散らず』(1945年、生活社)
◇ 『無風』(1948年、改造社)
◇ 『雪夫人絵図』(1948年、新潮社)
◇ 『花の素顔』(1949年、朝日新聞社)
◇ 『芸者小夏』(1952年、新潮社)
◇ 『花の生涯』(1953年、新潮社)
◇ 『女めくら双紙』(1954年、角川書店)
◇ 『絵島生島』(1954?55年、新潮社)
◇ 『海の百万石』(1955?56年、講談社)
◇ 『白い魔魚』(1956年、新潮社)
◇ 『新・忠臣蔵』(1957?61年、毎日新聞社)
◇ 『ある女の遠景』(1963年)
◇ 『寝顔』(1964?65年、新潮社)
◇ 『徳川千姫』(1967?68年、人物往来社)
◇ 『好きな女の胸飾り』(1967年、講談社)
◇ 『滝壷』(1971年、新潮社)
◇ 『白の波間』(1976年、中央公論社)
◇ 『源氏物語』(1970?76年、未完、平凡社)
◇ 『太閤秀吉』(1970?76年、未完、読売新聞社)

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